小学校受験当日の母親の服装選びのポイントについて解説！

小学校受験は、親子が一丸となって合格を目指す、一大イベントです。注意すべき点は多々あり、服装もそのうちのひとつです。競争が盛んな神奈川・東京の小学校受験で合格するには、場にふさわしい服装が欠かせません。この記事では、受験当日の母親の服装選びのポイント解説や、用意しておくとよい便利なアイテムの紹介をします。

小学校受験における「服装」の重要性

日常生活で、TPOに合わせた服装をする人には、好印象を抱きますよね。小学校受験においても同様で、服装が重要な役割を果たしています。

たとえば面接は、短時間でよい印象を与えることが重要です。面接官に好印象を持ってもらうには、第一印象、つまり服装が大切です。どんなに勉強や運動をがんばっても、服装が場にそぐわなければ、落ちてしまうでしょう。このように、小学校受験において服装は、合否を左右する大事な要素です。

小学校受験当日の母親の服装選びのポイント

小学校受験当日の母親の服装選びは、濃紺色のフォーマルスーツがポイントです。学校によっては、華美なものは美徳に反すると捉える場合があります。受験はフォーマルな場と意識して、気をつけてそろえましょう。以下では服装の細かなポイントを解説します。

スーツ

濃紺色の、ウエストがほどよくシェイプされた、スカートかワンピースを選びましょう。形はタイト、もしくはフレアがおすすめです。落ち着いた印象を得るため、丈はひざ下丈のものを選びます。座った時でも、ひざが出ることのないように、試着は入念に行ってください。

通販で購入する場合は、慎重に採寸しましょう。体に沿わないラインは、カジュアルな印象を与えるため、よくありません。一方で、体のラインが出やすいものも、品のない印象を与えるので、避けましょう。襟は丸襟かノーカラーがおすすめです。

コート

コートも濃紺色のものを用意しましょう。大きなリボンや装飾が目立つものは避けてください。スーツと同様に、ウエストがシェイプされたデザインがおすすめです。

足元

靴は飾りのない、シンプルなパンプスがよいでしょう。ヒールは高さ3～5cmで、太いものがおすすめです。ストッキングは清潔感を与えるベージュ色を選びましょう。フォーマルな場で素足はよい印象を与えません。必ずストッキングを履いてください。

髪型

髪色は地毛が黒ならば黒に戻し、長ければ結びます。髪色を戻す際は、受験日近くは避けて、なるべく早くに済ませてください。子どもは親の変化に敏感です。受験当日子どもが動揺して、本来の力を発揮できなくなる可能性があります。細心の注意を払いましょう。

装飾品

アクセサリーや腕時計は、華美な印象を与えてしまう恐れがあるので、ひかえた方がよいでしょう。大きなシュシュやリボンの使用もNGです。

バッグ

シンプルな濃紺色の小さなバッグがおすすめです。ブランドのロゴが目立つものは避けましょう。

小学校受験当日に用意しておくと便利なアイテム

受験当日に用意しておくと便利なアイテムとして、スリッパや靴袋などが挙げられます。スリッパは無地のシンプルなものを選びましょう。靴箱が使用できない学校もあるため、靴の保管に靴袋があると便利です。

このほかに、体操服や靴袋をまとめて入れる、大きなサブバッグもあるとよいでしょう。受験日が雨天の可能性もあるので、傘袋を用意しておくと安心です。これらについても、シンプルなデザインの、濃紺色や黒などをおすすめします。

まとめ

小学校受験当日の母親の服装は、濃紺色のフォーマルスーツがよいと解説しました。希望校に合格するには、TPOをわきまえた、場にふさわしい服装で受験に臨む必要があります。受験の主役は子どもで、母親はサポート役です。受験という改まった場で、子どもの実力を引き出すには、母親のサポートがなくてはなりません。

これまで合格を目指して、親子でたくさんの努力をしたでしょう。それらを無駄にしないためにも、当日の服装や立ち振る舞いには充分気をつけましょう。春に、希望する小学校の校門をくぐるときには、親子の笑顔があるはずです。