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小学校受験の面接でチェックされるポイントを事前に知っておこう!

公開日:2023/06/15  最終更新日:2023/04/17


小学校受験においては、国立・私立問わず必ず面接があります。しっかりと質問の意図を理解し、面接にふさわしい服装で臨む必要があります。本記事では、小学校受験の面接の目的や形式、チェックされるポイントを解説します。小学校受験を控えた親御さんはぜひ参考にしてみてください。

小学校受験で面接を実施する理由

国立・私立小学校への受験で親子面接が実施されているのは、主に次の5つのポイントを確認するためです。

子どもの人柄

親子面接で面接官は、子どものありのままの人柄を確認しています。子どもが普段何に興味を持って、どんなことを考えているか、友達とどのように遊んでいるかなど、子どもの人柄を確認するような質問が問われます。

家庭の教育方針

家庭の教育方針と学校側との間でズレが生じていると、入学後にトラブルが生じる恐れがあります。家庭でどのようなしつけが行われているか確認し、学校側の教育方針と齟齬がないかなど確認します。

親子関係や家庭状況

あらかじめ質問に対する模範解答を用意していても合格にはつながらないこともあります。反対にうまく回答できなかったとしても、親子間に信頼関係が確認でき、温かい家庭環境であることがわかれば合格になることがあります。

志望理由

国立・私立小学校はそれぞれに校風があり、特定の宗教を信仰している場合があります。そういった考え方に家庭側が共感しているか、学校への熱意があるかを面接で確認します。学校のことをどれだけ研究しているか、どれくらいの熱意で入学を希望しているか質問されます。

子どもの適正

入学後に子どもが明るく楽しい学校生活を送ることができるかを判断するのも面接が行われる目的のひとつです。質問を通して、自分の考えを自身の言葉で相手に伝えることができるか、相手の話を聞き理解できているか確認します。

小学校受験の面接形式

小学校ごとにそれぞれ面接の形式があります。主に実施されている4つの面接形式について解説します。

幼児面接

幼児面接とは、子どもが両親と別室で行われる面接です。両親面接と同時刻にそれぞれ別の部屋で行われる場合や、事前の両親面接での合格者のみ幼児面接を行う場合もあります。受験する小学校によって面接時間や質問数は異なります。子どもが一人で面接を受けることで、学校側は子どもの日常の生活や素直な人柄を把握できます。

両親面接

両親面接とは、子どもの両親と2~3人の面接官とで行われる面接です。保護者面接とも言います。両親面接は、試験日より先に実施される場合か、試験日もしくは幼児面接と同日に実施される場合がほとんどです。質問数は2~3問と少ないのが特徴ですが、一つの質問に対して詳細な回答が求められます。とくに近年は、父親への質問で子どもに対して関心を持っているかどうか確認される傾向にあります。

親子同伴面接

親子同伴面接とは、子どもと保護者が一緒に受ける面接です。親子同伴面接は学校によってそれぞれ実施期間が異なります。試験期間が長い場合には、ほかに受験する小学校の試験日や親子面接との日程調整が必要な場合があります。小学校受験は計画的に進めていくのが重要です。

親子面接では、子どもがうまく回答できなかった時に保護者の対応などもチェックされています。子どもだけでなく、保護者も面接対策を行いましょう。親子同伴面接の場合は、学校によって保護者一人での参加も可能です。

集団面接

集団面接は、複数の親子が同時に面接を受ける形式です。とくに国立小学校では集団面接が多く採用されています。集団面接では、ほかの親子の回答に動揺し、緊張感が増すこともあるかもしれません。落ち着いて回答できるように、しっかりと面接対策を行いましょう。

小学校受験の面接でチェックされるポイント

小学校受験に合格するためには、面接でチェックされるポイントを押さえておかないといけません。評価されるポイントは保護者と受験者(子ども)とで異なります。

受験者(子ども)の評価ポイント

子どもが面接で評価されるポイントとしては、回答の受け答えの姿勢です。面接を通して、返事や挨拶をハキハキと答えられるか、丁寧語が適切に使えているかを確認されます。また面接中、正しい姿勢を保つことができるか、相手の目を見て話すことができているかといった態度も評価ポイントとなります。日ごろからハキハキと受け答えできるように練習してみましょう。

保護者の評価ポイント

保護者の面接でのポイントは、家庭での教育方針がきちんと定まっているかどうかです。家庭での教育方針がブレていると、学校の教育・指導方針と一致しているかどうか確認できないため、合格へとつながりません。また宗教系の私立小学校の場合、学校の価値観に対して賛同しているかどうかもチェックします。子どもが入学した後に充実した学校生活を送るためには、学校の方針に理解し柔軟な考え方を持っていることが重要です。事前に学校説明会に参加し、学校側の考えを理解するとともに、夫婦間で教育方針をすり合わせておきましょう。

まとめ

本記事では、小学校受験面接でチェックされるポイントを解説しました。小学校受験合格を目指すためには面接の意図を正しく理解し、適切に回答することが重要です。また、予想していなかったような質問がされた場合でも受け答えができるように家族内で考え方を共有しておきましょう。本記事が小学校受験を考えている方の参考になれば幸いです。

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