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小学校受験前に子どもの身体の姿勢を矯正するべき理由とは?

公開日:2023/06/15  最終更新日:2023/04/17


成長にともない猫背やほおづえなど、子どもの姿勢が気になる時はありませんか?しかし、子ども自身が客観的に「姿勢が悪い」と意識するのは難しいことです。そのままにしておくと、周囲からの印象や体のバランスが崩れて体に不調がきたすことも。今回は、小学校受験・入学前に姿勢を矯正すべき理由や今日からできる矯正方法をご紹介します。

子どもの姿勢が悪くなる原因

姿勢が悪くなる原因は、以下のとおりいくつか考えられます。

スマホ・パソコンを使う

小学校でもタブレットの導入が進み、知育アプリや調べものなどスマホやパソコンは学習に欠かせないものとなりました。しかし、その使用状況に問題が。紙と鉛筆とは違い、ソファーや床などどんな姿勢でも操作できるため、つい楽な姿勢になりがちです。

全身の筋力が低下している

昔と比べてのびのび遊べる環境が少なくなる中、コロナの流行による外出自粛もともない子どもの運動能力の低下が指摘されています。正しい姿勢を保つためには、腹筋や背筋など全身の筋肉のバランスが重要です。

生活リズム・食生活の乱れ

スマホやゲームを遅くまで操作してしまう、寝る直前までテレビがついていると寝つきが悪く早起きが苦手になります。すると、朝起きても体がだるく朝食もあまり食べられない、ということにつながります。朝食をしっかり摂らないと、午前中の活動にも影響が出るため悪循環です。

居住空間の環境

集中して勉強させたいと座らせても、周囲におもちゃやお菓子などがあると気が散ってしまいます。部屋やテーブルなどは片付けて、子どもの誘惑にならないよう気をつけましょう。また、イスとテーブルの高さが合っていないと無理な姿勢になりバランスが崩れます。小学校受験前に子どもの身体の姿勢を矯正するべき理由は姿勢が悪いと、周囲からの印象や体の不調にもつながります。

周囲からの印象が悪い

勉強や運動ができても、姿勢が悪いと周囲には「やる気がない」印象を与えてしまいます。受験の面接時にやや返答に困っても、姿勢がよくハキハキしていると相手に好印象を与えます。また、子どもの姿勢を指摘しない家庭とみなされるのもあまりいい印象ではないですね。

自信がなくなる

周囲から「やる気や元気がない」と注意されると、自分ではそんなつもりはないのに、と自信の低下につながる恐れも。第三者から指摘される前に、身近な人が注意してあげましょう。

摂食に影響が出る

猫背などお腹が圧迫された姿勢で食事をすると、食べたものがうまく消化されない場合も。便秘などにつながる恐れもあります。また、消化器がうまく動かないことから空腹感がなく少食になってしまう可能性もあります。

呼吸器にも影響が出る

消化器だけでなく、肺が圧迫された結果、呼吸が浅くなり酸素を充分に取り込めなくなります。酸素が行き渡らないと頭がぼーっとして、疲れが取れないなどの影響が出てきます。

全身のバランスが崩れる

筋力の低下で正しい姿勢が保てないと、ほかの場所に無理な力が入り頭痛や肩こりなどを引き起こします。その結果、全身のバランスが悪くなり活動に支障をきたします。

子どもの姿勢をよくする方法

子どもが心身ともに健やかに成長できるよう、今日からできる方法をご紹介します。

正しい姿勢の見本を見せる

小さな子どもは自分の姿勢を客観的に見ることができません。そこで、まず保護者が正しい姿勢を示しましょう。子どもの姿勢を写真や動画に撮って、正しい姿勢と見比べてみるのもいいですね。

スマホやタブレットはスタンドを利用する

端末はどこでも使えるため、無理な姿勢になりがちです。そこで、使用する時はスタンドを使用しましょう。角度が自由に変えられるものもあり、イスに座った時に背中が曲がらない角度に設定できます。また長時間同じ姿勢でいるのもよくありません。時間を決めて休憩させましょう。

イスとテーブルの高さを確認する

たとえば、食事の時はイスの座面からテーブルの天板の間は250~300mmが適しています。極端に狭い・広すぎる場合は見直しましょう。テーブルは高さ調節が難しいので、イスで調節しましょう。イスを高くする場合は、足がブラブラしないよう、足置きがるものを選びます。

姿勢がよくなるイスを使う

座面や足置きが工夫されたイスを使えば、座るだけで正しい姿勢になります。正しい姿勢に慣れれば、ほかのイスでも自然と美しい姿勢で座れるようになります。背筋が伸びるので、立った時も正しい姿勢が期待できます。

意識して運動する

運動量が足りていないと感じる場合は、意識して体を動かしましょう。外で遊ばせにくい環境でも、バランスボールや子ども用のトランポリンのような運動器具を使うと楽しく鍛えられます。運動は姿勢だけでなく、五感を刺激するので体も心も整います。

まとめ

小学校受験にとって勉強や運動ができることは大前提です。しかし、面接や受験態度なども大きく影響します。小さい時から正しい姿勢を身につけ、第一印象をよりよいものにしたいですね。スマホやパソコンなど時代の流れもありますが、スタンドなどのアイテムを使用し、体に負担のないよう工夫しましょう。受験前の勉強の際の集中力アップにもつながるので、ぜひお試しください。

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