小学校受験をするなら幼稚園選びも重要?
神奈川や東京での小学校受験を考えたときに、できれば事前にそれなりの学習を受けておく方がよいのかと迷うのではないでしょうか。幼稚園を選ぶ判断の基準になるのは、それぞれの幼稚園の教育方針であったり環境であったりとさまざまです。その中でもまずは、どのようなことに力を入れているのかという特色について考えてみる必要があります。
幼稚園のタイプは大きく分けて4つ
神奈川や東京のたくさんある幼稚園の中でも大きなタイプ別に分けてみると、4種類のタイプに分けることができます。伸び伸び育てるものとしっかり学習するものと、併設で小学校があるものと小学校受験の情報が集まりやすいものの4タイプです。
神奈川や東京の各家庭での教育方針はさまざまで、幼稚園のうちは友達と外でいっぱい遊ばせたいと思うか、少しでも早めに学習の習慣をつけたいと考えるかで、夫婦の教育方針に一番近いところの幼稚園を選ぶことが重要になります。
幼児のうちからしっかりと学習させたいと考えているのであれば、伸び伸びと育てる幼稚園だと外遊びばかりがメインになってしまい、何か物足りなさを感じてしまう可能性があります。最初から神奈川や東京での小学校受験を考えていれば、情報の集まりやすい幼稚園に行く方がいろんなことがわかりやすくなります。
ただし模擬試験などをはじめ、子どもの順位を気にすることもあり、競争意識が強い保護者もいるのは事実です。子どもを入学させてから驚かないように、その点は念頭に置いておきましょう。
幼稚園の環境で気になるポイント
神奈川や東京での幼稚園選びのポイントとして、選んだところへのアクセスのよさについても考えないといけない部分があり、自宅からの距離が近いかどうかという点や、幼稚園のバスがあるかどうかということも関係してきます。園のバスがあれば毎日の送り迎えをしなくて済むので、保護者の負担はかなり減ります。
次に給食ですが、一番多いのが給食や仕出し弁当でその他については半分お弁当のところや、完全にお弁当のところがあります。料理が好きな方でしたら苦にはならないかもしれませんが、大半の方にとっては負担となります。その点、給食であれば栄養バランスも考えてある献立で、どうしても家だと好き嫌いしてしまうところが周りのお友達と一緒に食べることで、好き嫌いを克服できるチャンスにつながります。
とくに受験を考えている方にとっては、苦手なものを克服することによって子どもの自信へとつながる可能性があるので、できれば給食があるところにするとよいでしょう。
幼稚園のお試し体験入園への参加
本当の園の雰囲気を実際に知るためにも、お試し体験入園には参加する事をおすすめします。見学する箇所にもよりますが園児の工作作品が展示物であるだけでも、どのような教育方針なのかを垣間見ることができます。
園児の作品が同じように完成している所であれば、教員がしっかりと指導しながら工作や持ち物などにもきちんと管理している傾向が読み取れます。
それとは逆にそれぞれがバラバラな工作の場合は、個性を大切にしている園で教員が手助けをすることなく完成させた作品だとわかります。トイレの清潔感も基本的な衛生管理がされているかということの判断材料になります。下駄箱付近の清掃についても同様にきちんと清掃がされているのかというところもポイントとなります。
他にも遠距離からの登園をしている園児が比較的多い園は、遠くても通う価値がある園だという場合が多いので、そのような点も体験入園の時に園長先生や教員などに尋ねてみるのもよいかもしれません。
神奈川県や東京での小学校受験を考えている方は、一度リストアップした幼稚園の体験入園に行ってみるとよいでしょう。資料請求だけでなく実際にどのような教育方針なのかを、目で見て確認してからしっかりと判断することが大切です。