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小学校受験の願書を書く際に注意するべきポイントとは?

公開日:2022/11/15  最終更新日:2022/11/21

小学校受験が近づいてくると、指定の期間内に各学校指定の願書を提出します。願書は実はお受験における重要なポイントになります。願書の書き方についても知識をもって備えておきましょう。ここでは願書を書く前に知っておくと役立つ、小学校受験で願書がなぜ重要なのか、記入の際注意すべきポイントについてご紹介します。

小学校受験における“願書”の重要性

入学願書は、どのくらい入学に対して想いを持っているかを伝えられる書類になります。入学願書では面接の際も参考資料として使われるため、嘘のない丁寧な内容を心がけましょう。入学願書は就職活動時の履歴書と考えると分かりやすいでしょう。学校側は入学願書を参考にして、志望者のことを知ることになります。願書で悪い印象を与えることがないよう注意してください。

そもそも、小学校受験の入願書は通年で入手できるわけではなく、配布期間が限られています。志望している小学校の願書配布時期は、あらかじめ確認しておきましょう。丁寧に記載して確認する時間がとれるよう、配布が開始されたら早めに願書を入手して、記入をすすめてください。最終チェックをして完璧な願書が仕上がったら早めに提出してください。願書の提出方法もいくつかパターンがあるので、どの方法で提出するかも事前に決めておきましょう。郵送する場合、締め切り日必着と消印有効の2種類があるので気を付けてください。郵送で提出する場合はとくに締め切りに余裕をもって提出すると安心です。

小学校受験の願書の書き方のポイント

入学願書で学校側によい印象をもってもらうために重要なポイントは、志望理由と家庭での教育方針、家での子どもの様子の3点になります。志望理由は意外と悩む方の多いポイントです。実際の志望理由は「仲のいい友達が通っているから」「家の近くだから」「人気のある学校だから」「エスカレーター式で大学まで行けるから」といったものが多いですが、そのまま志望動機に書くことはおすすめしません。就職活動で「有名企業だから」「給料・福利厚生がいいから」といった志望理由は好まれないのと同じです。

学校の教育方針に合わせて適当に書いた志望理由は、すぐに分かってしまうものです。志望理由は非常に重要なポイントです。できれば、1年程度かけて志望動機にできるようなエピソードを作っておくのがおすすめです。たとえば自主性を重視する校風であれば、子どもの自主性を育む教育を1年程度前からはじめておくなどです。

また、志望理由の書き方は、大前提、小前提、結論の順の三段論法で記載するのがおすすめです。たとえば①「我が家では、自主自立を重視し、教育に取り組んでいます」②「御校は、教育目標のひとつとして自主性を掲げておられます」③「そのため、御校を志望します」といった具合です。家庭での教育方針は面接でも必ず聞かれる質問です。家庭の教育方針と学校の方向性を照らし合わせ、児童が学校に合っているかを確認します。もちろん家庭と学校の教育方針が一致していればよいですが、そうでない場合はむりやり学校の教育方針に合わせる必要はありません。基本的にはありのままの教育方針を書き、判断は学校に委ねましょう。

子どもの家庭での様子は、面接で質問されることも多い重要ポイントのひとつです。具体的には子どもの性格や具体的なエピソード、習い事や趣味など現在取り組んでいることがよく聞かれます。趣味や取り組んでいることを、子どもの性格や具体的なエピソードを交えて記載するのがおすすめです。家での子どもの様子はほかの人と差がつけられるポイントなので、できるだけ具体的なエピソードを記載しましょう。ただ、難しい単語を羅列するなどはやめたほうがよいです。

小学校受験の願書を書く際に注意するべきポイント

内容以外で注意すべきポイントには丁寧な文字で書くこと、主語と述語を明確にして書くこと、文末は統一して表記ゆれをなくすこと、一文は短くことなどがあります。基本的に読み手が分かりやすいかどうかが重要です。願書は基本的に手書きです。読みにくい字や走り書きは読み手への心遣い、入学への熱意が感じられず悪印象です。留めやハネにも気をつけて、できる限り丁寧に記載しましょう。

住所や幼稚園名、職場などの情報は省略せず、正確に、漏れなく記入することが大切です。たとえば住所も郵便番号と都道府県から記載し、番地は〇丁目〇番地〇と記載しましょう。書き終わったら、誤字脱字がないか必ず見直しをしましょう。主語と述語を明確に書くことも大切です。願書では、主語が親なのか子どもなのか曖昧にならないよう気を付けてください。また、記入欄からはみ出さないように書くことも大切です。記載には万年筆や鉛筆ではなくボールペンを使用しましょう。記載は母親よりも父親が行うほうが、父親も教育にしっかりと関与していると印象づけられておすすめです。

まとめ

小学校受験での入学願書はもっとも重要な参考書類です。面接は願書を見て行われるので、面接のことを意識して記載しましょう。子どもの取り組みなどは面接を想定してあえて全部を書かず質問の余地を残しておくことで、質問への準備もできます。願書は時間に余裕をもって記入をすすめ、最後の確認までぬかりなく行いましょう。こちらで紹介した内容も参考に、完璧な願書を仕上げてください。

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