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小学校受験の行動観察では何を見られる?練習のコツ

公開日:2021/07/01  最終更新日:2021/03/08


東京や神奈川には全国的にも有名な小学校がありますが、そのような小学校受験を目指すときに注意しておきたいポイントがあります。それは「行動観察」という試験内容です。行動観察は高校受験や大学受験とはまったく異なるジャンルに当たるため、知らない人も多いでしょう。行動観察とは何か、そして小学校受験対策の方法を解説します。

小学校受験の行動観察とは何か?

東京や神奈川の有名校を受験するときは、面接やペーパー試験の他に、行動観察が評価対象となります。行動観察は東京や神奈川の有名校になればなるほど重視されているようです。しかし、練習や対策をしていない家庭も珍しくありません。行動観察とは、子どもの行動を試験官(先生)が観察するものです。

観察するものは学校の方針により異なりますが、以下のようなものが挙げられます。積み木をさせたり、じゃんけんのように勝敗のあるゲームをさせたり、絵を描かせたり、先生の真似をさせたりと「遊び」が主となっています。部屋に遊具やおもちゃを置いて子どもを自由に遊ばせる、自由遊びという試験科目も近年では増えてきました。

スポーツをさせることもあり、グループでリレー競走させる学校もあります。遊び方に関しては個人でやらせるもの、グループを作るもの、集団行動をさせるものなどさまざまです。このように、行動観察は何かひとつとは限定できません。そのため、対策や練習には難しさが伴うでしょう。

行動観察は子どもの何が見られているのか

具体的な受験対策や練習に入る前に、行動観察は学校側にどのような狙いがあって課しているのか考えてみることが大切です。たとえば、グループで積み木遊びをする課題があったとしましょう、試験官は採点表を持って子どもを観察していますが、何をチェックしているのでしょうか。

積み木遊びは何か指定されたテーマをもとに、作ってもらうケースが多いようです。グループで課題を達成するためには、子どもは協力しなければなりません。そのとき試験官は子どもの課題達成力を見ていますが、他にもきちんとコミュニケーションが取れるか、協調して課題に取り組めるか、他の子どもと楽しく課題に取り組んでいるかなど、子どものさまざまなところが見られているのです。

また、行動観察ではさまざまなトラブルや予期せぬ事態が起こります。ケンカになる、グループの輪に入れないなどの子どもがいますが、そのときに周りの子どもがどのような行動をするのかも評価対象です。試験官は学校の校風や採用基準に合わせた評価があり、それに相応しい行動をした子を合格させます。

小学校受験で高評価を得るためにできること

評価基準がわかったら、練習や対策を始めましょう。行動観察は遊びを通して観察されるのが一般的なので、子どもが遊んでいる様子を見ておくのは大切です。たとえば友達におもちゃをなかなか譲らなかったり、おもちゃを片付けなかったりするなどの習慣があると、それは試験当日に出るかもしれません。

グループの課題が多いので、友達を呼んで練習することも大切です。試験は初対面の子どもたちと共同作業を行うことにもなるので、テーマパークや遊園地などに連れていき、初対面の子どもと遊ばせることも有効でしょう。もちろん、小学校受験対策をしているスクールを利用するのもおすすめです。

ただし、行動観察は子どもの基本的なコミュニケーション能力や協調性、自発性などが観察されています。挨拶をしたり、ごちそうさまをいったり、公共の場では静かにできたりと、普段の生活習慣から育まれるものを伸ばすことが大切です。すぐに対策できないからこそ、このような能力は他の子どもと差がつくでしょう。

 

現在、東京や神奈川の有名校の多くには、行動観察が採用されています。行動観察は子どもの一挙手一投足が評価対象です。ただし、挨拶や話を聞くときの態度など、求められることは難しいものではありません。何より普段の生活態度をきちんとすることが合格の近道といえます。

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