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小学校受験に向いているのはどんな子?具体的な特徴について解説!

公開日:2022/02/15  最終更新日:2022/02/25


「高い水準の教育を受けさせたい」「近くの公立小学校の評判がよくない」といった気持ちから、子どもの小学校受験を希望する親は多いものです。しかし、いくら親が受験させたくても、子どもにはそれぞれ向き不向きや適性があります。この記事では、小学校受験に向いている子どもと向いていない子どもの特徴について解説しましょう。

小学校受験に向いている子どもの特徴

まず、小学校受験に向いている子どもにはどんな特徴があるのかご紹介します。自分の子どもが当てはまっているかチェックしてみましょう。

好奇心がある

受験勉強は長期戦なので、飽きずに継続して取り組むには好奇心が大切になります。しかし、はじめから勉強が好きという子どもはほとんどいません。問題をクイズ形式にしてみる、正解したらたくさん褒めるなど、興味を持って勉強を楽しめるように親が工夫することも重要です。楽しんで勉強できれば、自然とできるようになっていきます。

競争心がある

小学校受験は競争なので、負けず嫌いで適度な競争心を持っている子どもは向いているといえます。特に筆記試験において「今度こそ正解したい」「ほかの友達に負けたくない」という気持ちがある子どもは、成績が上がっていくことでしょう。

こういったタイプは、個別指導よりもグループ指導の幼児教室を選択することをおすすめします。また、親や先生から評価されれば嬉しくてよりやる気につながるので、たくさん褒めてあげるようにしましょう。

協調性がある

小学校受験には筆記試験や面接だけでなく、集団行動の様子を観察して協調性を見る「行動観察」と呼ばれる項目があります。受験生をグループ分けして自由に遊ばせ、初対面の子どもたちと共同作業を進められるかを見るものです。誰とでもすぐに仲良くなることができ、一緒に楽しめる協調性がある子どもが評価されることになります。

人の話をきちんと聞け、自分の意見を伝えることができる

面接官など大人に聞かれたことに対して、自分の言葉でしっかりと答えられることは合格するうえで非常に大切です。普段から先生の話をきちんと聞けるタイプの子供は受験に向いているといえるでしょう。

また、話す内容だけでなく、元気にハキハキと話せることや礼儀正しさなどもポイントになります。挨拶が大きな声で元気よくできることも、好印象を与えるでしょう。

自律心がある

受験に合格するためには、受験する理由や合格するとどんなよいことがあるのかということを子どもなりに認識し、目的を達成するために自分の気持ちをコントロールする必要があります。

5~6歳ながら、遊びたい気持ちやダラダラしたい気持ちを我慢して机に向かい、主体的に物事に取り組める自律心がある子どもは小学校受験に向いているといえます。

小学校受験に不向きな子どもの特徴

次に小学校受験にはあまり向いていない子どもの特徴について解説します。

1つのことに熱中しすぎる

自分の世界を持っていて、親や先生が何といおうと自分が納得できるまで自分のしたいことに熱中する子どもは、小学校受験には不向きでしょう。もし子どもが受験勉強に興味がなかった場合、「勉強をしよう」といっても、自分のしたいことに熱中してしまい、親の言葉は届きません。

また、集中力があることは素晴らしいことですが、小学校受験の勉強内容は多岐にわたるため、幅広く網羅する必要があります。数多くの問題をこなしていく必要があるのに、1点集中型の傾向がある子どもは、できない問題が出てきた場合に次に進むことができません。最後までやりたいのに、無理やり中断させて次の問題に取り掛からせると、子どもにストレスを与えてしまいます。

引っ込み思案で人見知りをする

先述した「行動観察」においては、人見知りで友達の輪に入っていけない子どもは評価が低くなってしまいます。また、引っ込み事案で、いちいち親や先生が横について促さないと行動できないような消極的なタイプも、小学校受験に不向きでしょう。

ただし、人見知りであっても、行動観察では頑張って輪のなかに入っていけるように幼児教室で対策をすれば、協調性のある子どもとして評価されることは可能です。

大人しい

大人でも面接となると緊張してしまうものですが、面接官に対して緊張してしまい、ハキハキ話せない子どもは面接で不利になってしまいます。学校側もさまざまな生徒を求めているため、大人しくて静かに話すタイプでも、きちんと会話ができ話の内容がしっかりしていれば高評価を得ることは可能です。

そうはいっても、もっとも評価されやすいのはやはりハキハキ話すタイプの子どもでしょう。家のなかではよく話しても、外では様子が全く違う場合もあるので、家での様子だけでなく幼稚園や保育園、幼児教室での様子も把握しておくことをおすすめします。

落ち着きがない

小学校受験では、一定の時間内に数を数えたり、仲間外れのものを選んだりといった集中して取り組む必要性がある問題が出題されます。そのため、落ち着きがなかったり、飽きっぽかったりする子どもには難しいでしょう。

また、きょろきょろしたり、足をぶらぶらさせたりといった、先生や親のいうことを落ち着いて聞けない子どもも、きちんと会話ができないとみなされて評価が低くなります。

小学校受験で重要なのは子供の向き不向きではない

「小学校受験に向いている特徴・向いていない特徴」は、大まかには存在します。しかしながら、学校によって求めている子どものタイプは大きく異なるため、一般的な特徴に該当しなかったとしても諦めるのは早計です。

子どもの小学校受験を検討するうえで大切なことは、志望する学校に子どもの適性がマッチするかどうかを見極め、親がどこまでサポートできるかということ。ここでは親のサポート方法について説明します。

小学校受験の目的を明確にする

子どもに小学校受験をさせたいと思った目的を明確にしましょう。一例として「レベルの高い教育を受けさせたい」といった目的があったはずです。そのうえで親の都合ではなく、子どもにとって本当に小学校受験が必要なのかを検討することが大切です。

子ども本人の意思を確認する

5~6歳ではまだ将来について判断できる年齢ではないかもしれませんが、受験する本人の気持ちを確認することは大切です。本人が嫌がるようであれば、受験勉強がストレスになりその後の成長に影響を及ぼしたり、親子の信頼関係が損なわれたりしてしまう可能性もあります。

小学校受験するかどうかを決定する

自分の子どもが「小学校受験に向いていない子どもの特徴」に該当していたとしても、必ずしも諦める必要はありません。受験の目的が明確で、子ども本人が小学校受験に対してやる気があれば、とりあえず挑戦してみるとよいでしょう。

サポート体制を整える

小学校受験をすると決めたら、親がサポート体制を整える必要があります。具体的には「目的に合った学校を選択する」「志望校に合った幼児教室を選択する」「親の面接対策をする」といったことです。説明会などに参加して、校風や求める生徒像を把握し、志望校の合格実績が高い幼児教室を調べるなどの情報収集が必要になります。

また、面接では親の受け答えも見られています。子どもの教育方針や学校に関することなど、面接でよく聞かれることはしっかりと確認しておくようにしましょう。また、服装などのマナーの確認や夫婦で意見を合わせておくことも大切です。

 

親にとっても子供にとっても小学校受験は大きなイベントです。親の意向のみで受験をさせるのではなく、子供としっかり話し合い受験をするのかどうか決めましょう。後悔のない選択をして、明るい将来を築けるとよいですね。

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