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小学校受験でよく出題される折り紙の展開問題の解き方のポイントについて解説!

公開日:2023/02/15  最終更新日:2023/01/27


小学校受験に向けた勉強を始めると、多くの小学校で「折り紙の展開問題」が出題されていることに気づいたのではないでしょうか。これは、子どもの推理力を図ることができるため、小学校受験に頻出する問題の一つとなっています。今回は、苦戦している子どもが多く、教え方も難しい折り紙の展開問題の解き方のポイントを解説します。

そもそも「折り紙の展開問題」とは?

すでに小学校受験対策を進めている方は、目にしたことがあると思いますが、これから小学校受験対策をスタートする方や小学校受験を検討している方にとっては、馴染みのない「折り紙の展開問題」。解き方のポイントをお伝えする前に、折り紙の展開問題について解説します。

折り紙の展開問題とは、折られた折り紙を切り抜いた時、展開するとどのような形になっているのかを推測する問題です。複雑なものになると大人でも混乱してしまうこの展開問題。子どもが展開問題を理解するためには、切り抜いたものが左右対称になるということを理解していなければなりません。

また難易度が高まると二つ折りだけではなく、四つ折りにしたものを切り抜いた時の展開図形を推理するものまで出題されるので、左右対称であるという基本をしっかりと理解した上での推理力も試されます。これは頭で理解するだけではなく、数多くの演習問題に触れなければ、なかなか解けるようにはなりません。

小学校受験でよく出題される折り紙の展開問題の解き方のポイント

前項でも解説した通り、複雑なものになると大人でも頭がこんがらがってしまう展開問題。まだまだ、経験が少ない子どもが推理するのは大変です。できるようになるためには、できるだけ多くの展開問題で、実際に試し、同じものを一緒に作ることが重要です。

一緒に作るときには、お子さんに「広げてみるとどんな形になっているの?」「同じ形に切ったのに広げたら違う形になるのはなぜだろう?」というように難しい言葉を使わず、実際に体験させてあげることが大切です。

では、具体的な解き方のポイントですが、一つ目は「折った折り紙の中心はどこかを意識させる」です。展開問題の大きなポイントは、中心点を理解しているかどうかです。問題を解くときには必ず「中心にしるしをつけてみよう」と声を掛け、中心がどこかを知ることが解答への第一歩だと習慣づけるようにしましょう。

解き方のポイント二つ目は「消去法を理解すること」です。答えが分からないとき、大人であれば当たり前のように使う消去法ですが、子どもに消去法の認識はありません。いくつかの選択肢から正解を導き出そうとしてしまうので、まずは選択肢をしっかり見て、ここは形が違うから正解ではないというものを消去していく方法を理解させるのが重要です。

折り紙の展開問題の教え方のポイント

子どもに折り紙の展開問題を教えるとき、気を付けなければならないことは「子どもに理解できる言い方で伝えること」です。展開問題について考えるとき「中心」や「左右対称」「角」など子どもには分からない(理解しにくい)言葉をついつい使ってしまいがちです。言葉が理解できなければ、当然説明が理解できるはずがありません。たとえば、角は「尖っているところとパラパラのところがあるね」というように伝えることで、同じ角でも2種類あることが子どもでも理解できるようになります。

また展開問題を解く上で重要なのが、折り紙をどのように折ったのか?という点です。折られている場所が分からなければ展開図形を推測できないので、始めのうちは折った場所にマーカーをしてあげたり、開く方向に矢印を引いてあげたりして折った線を意識させるようにしましょう。このような手順で演習を進めていくと考える順番が分かるようになり、おのずと展開後のイメージも付けられるようになります。

まとめ

今回は小学校受験でよく出題される折り紙の展開問題の解き方のポイントや子どもに教える際の教え方を紹介しました。受験間近になれば演習問題を繰り返し解き、二つ折りや四つ折りの場合のパターンを学ばせるのがよい方法ですが、始めからそんなにあせる必要はありません。もともと折り紙は、子どもが好きなように折ったり、切ったりして自由な形を作る大好きな遊びの一つです。まずは、肩肘張らず子どもと一緒に、自由な折り紙遊びをして、子どもに「折り紙って楽しい!」と思わせることが何よりのポイントといえます。

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