小学校受験の面接で合格する親子に共通している点とは?
小学校受験するときは、ほとんどの親子が面接試験を受けます。面接で合格するのは、どんな親子なのでしょうか。そこで今回の記事では、小学校受験の面接で合格する親子に共通している点について解説しましょう。これから小学校受験を予定している家庭は、ぜひ参考にしてください。
小学校受験の面接で合格する保護者に共通している点
まずは小学校受験の面接で合格する保護者に共通している点について解説しましょう。
学校の教育方針に賛同している
合格する保護者には、家庭の教育方針をもっており、面接で明確に伝えられる方が多いといえます。さらに、家庭の教育方針が学校の教育方針と一致しているかを面接官はチェックします。夫婦で教育についてしっかり話し合い、二人が同じ方向を向いていることが大切です。もしも母親だけが受験に熱心で父親が育児に消極的な場合、その雰囲気を面接官が感じ取る場合があります。
礼儀正しい
礼儀正しく、基本的なマナーをわきまえている保護者も多いものです。入学すると6年間子どもが通うことになるので、学校側も保護者とはよい関係を築きたいと考えています。そのため、面接官がチェックするのは親が答える内容だけでありません。面接室に入った瞬間から、親の言葉づかいや立ち居振る舞いにも注目しています。わずか10分程度の間でも、面接官は親の人柄を見抜いてしまうのです。
小学校受験の面接で合格する子どもに共通している点
続いて、面接で合格する子どもに共通している点について解説します。
基本的なことができる
面接では、子どもが基本的な受け答えができることが大切です。自分の名前をしっかりといえて、あいさつや返事ができるかを見ています。まっすぐ相手の目を見て、ハキハキ話せる子どもが好印象を残せるでしょう。また、面接中は落ち着いて座り、姿勢を保っていられることも大切です。
丁寧な受け答えができる
面接で合格できる子どもは、面接官からの質問に対して、丁寧に受け答えできます。単語ではなく、文章で答えられるようにしておきましょう。
自分の考えを伝えられる
面接では、どんな遊びが好きなのか、なぜその遊びが好きなのか、といった質問もされます。自分の考えを自分の言葉で相手に伝えるのは、まだ幼い子どもにとっては難しいこともあるでしょう。もしも言葉につまっても、一生懸命伝えようとすることが大切です。学校としても、自分の考えや気持ちを伝えようとする子どもを合格させたいと考えています。普段から親子で会話を楽しむことが練習になるはずです。
小学校受験の面接時に心がけるべきこと
小学校受験において、面接試験は大きなウエイトを占めます。面接本番では、どんなことに気をつけるべきでしょうか。
親が子どもに口出ししない
面接では、親が子どもに対して干渉的な態度を取らないようにしましょう。面接官が子どもに質問したとき、子どもがスムーズに答えられない場合もあるかもしれません。子どもが上手に答えられなくても、親がアドバイスしたり、誘導したりすることは控えましょう。
長々と話し続けない
面接官の質問に対して、親が演説のように長々と話したり、論破したりしないように気をつけましょう。面接で質問されそうなことについては、ある程度答える内容を整理しておくのがおすすめです。面接官に対して、分かりやすく伝えることを意識してください。また、父親が質問されているのに、代わりに母親が答えることも控えてください。
まとめ
今回は小学校受験の面接で合格する親子に共通する点について解説しました。受験する小学校の教育方針をよく理解して、しっかり準備して面接に臨んでください。また、面接では礼儀正しく、マナーを守って受け答えしましょう。丁寧な言葉づかいなど、普段の生活の中で気をつけておき、余裕をもって面接本番を迎えてください。