小学校受験に向いている親と向いていない親の特徴とは?
小学校受験では、子供の学力よりも資質や家庭環境などが求められています。
この点から、子供が頑張るというより親が子供をしっかりと育てているかという点が重要だといえるでしょう。
そのため、親の教育の仕方や性格などが子供にどう影響しているかということが、チェックされていることにもなります。
子供のためにと思っていても、それがいい方に捉えられるかという点は別問題です。
親としての性格が、小学校受験に向いているか向いていないかチェックしてみましょう。
小学校受験に性格的に向いている親
小学校受験に対して性格的に向いている親というのは、しっかりと子供を観察している人、客観的に子供の性格などを把握できる人だといえるでしょう。
子供がどのような行動をすることが得意であり苦手であるのか、興味を持つことはどのようなことかなど人から聞かれてもすぐに答えられる人は、きちんと性格などを把握している、興味を持っていることなども知っている人だといえます。
しつけに関してもただ厳しくしつけるのではなく、年齢相応にしつけることができるというのも重要です。
一般的なマナーなどは大人になってからも重要ですが、小さい頃からきちんとできるというのは、先々で役立ちます。
ですが強制的にやらすのではなく、年齢に合わせて子供を教育していく、マナーなども生活上自然と身につくようにしつけることができることが大切だといえます。
もう一つは謙虚になれるという点です。
受験時には、親を見るという点からも、厳しい指導をするケースも存在します。
そのような状況のときに柔軟な思考、感情的にならず謙虚な姿勢を保てるかという点も重要です。
性格的にそのような状況できちんとした対応をできるという人は、性格的に向いているといえます。
小学校受験に性格的に向いていない親
性格的に向いていない親の特徴としては、一方的に自分の理想を押し付けるようなタイプです。
これは、子供の自主性を損なうことにもなり、状況によっては子供の性格をゆがませてしまう可能性もでてくるため、教育的にもあまりいい傾向ではないといえます。
子供を主体として考えず、周囲に流されやすい、よく考えもせず知名度などで志望校を選択してしまうなど、自分勝手な解釈、思いを子供に押し付けてしまう性格は向いていない親といえるでしょう。
もう一つは、柔軟な思考を持てないというタイプです。
こうと決めたら突き進むというのはときには有効ではありますが、あくまで本人の場合です。
子供の将来などがかかっている状況で、子供の成長していくことによりそれでも頑なに受験をさせるというのでは、本当に子供のためなのかわかりません。
なぜ小学校受験をする必要があるのかなど、家族でもよく相談してみることや子供の将来についてもいろいろと語り合う場を持てるようにすることも必要です。
また、無意識な行動なども受験ではチェックされます。
ちょっとした癖のようなものであっても雑な行動は、減点対象となることもあるため注意が必要です。
子供をサポートしていくことが大切
子供がのびのびと育つ、他の人達とうまく交流できるなど成長につながるように親がサポートしていくことが重要です。
なんでも1人でこなせるのは立派ですが、小さいうちは親のサポートが大切です。
友達や他の人々とも柔軟に接することができるようになるためにも、きちんとサポートしてあげることで子供の成長につながります。
受験に関しても、そのような面が判断されることにもなるでしょう。
常日頃、親が子供に対してどのように接しているかなど、受験時には見透かされてしまう可能性もあるため、温かい家庭を築くこともまた大切なことです。
子育てはとなると、母親主体のイメージもありますが、夫婦が協力して子育てをするということが重要です。
両親がしっかりと子供を育てることでのびのびとした快活になることも多く、自信なども自然と身に付き、積極的に物事に取り組むことができるようになる点からも、両親がしっかりと子供をサポートするということが大切です。