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小学校受験で志望校はどう選ぶ?学校選びで欠かせないポイントとは

公開日:2023/09/01  最終更新日:2023/07/05


小学校受験は親が学校選びをするのが一般的です。理由があって志望校を選んでいる方はよいのですが、どのように選ぶかわからない方も多いでしょう。知り合いが通っている、有名な学校などで選んでしまうと、入学してから教育方針や指導方針が子どもに合わないなど問題が生じます。ここでは学校選びで検討するポイントについて紹介します。

国立と私立の違い

学校には国立と私立があります。どちらの学校を選ぶか、第一希望はどこにするか、何校受験するかなど、選ぶ前から準備することが必要です。希望する学校によって、入試対策も異なります。また、国立と私立では何が違うかを理解していない方もいるでしょう。学校の存在意義の違いや目的、学費など前もって把握しておかなければなりません。

国立小学校

国立の教育大学や国立大学教育学部などに付属しているのが、国立小学校です。国の研究機関となっているため、教員は最先端の学習方法を考えて、研究に基づいた授業を行います。また、教員の研修の場でもある実習校、研究議論を実践する実験校という面もあります。

国立小学校では、教材費等・給食費・制服などに対して費用がかかりますが、入学金・授業料などはかかりません。このことから受験の志望者が多いため、選考する前に抽選を行う学校がほとんどです。通学時間や居住している場所によって、受験資格が設けられています。

私立小学校

私立小学校は、教育や目標、指導方針など設立者の方針が反映されている可能性があり、校風やカリキュラムなども独自の学校が多いです。学費については、学校ごとに異なります。入学金の目安は約10万円~40万円、授業料は約30万円~60万円ほど、年間でかかります。

また、国立小学校と同様に教材費・給食費がかかりますが、そのほかに施設設備費や後援会費、諸経費として冷暖房費、寄付金を任意で募る学校もあるでしょう。年間40万円~100万円以上かかると考えられます。受験に対しては抽選などがないため、通学時間を考えた志望校を選ぶとよいでしょう。

学校ごとの特徴

子どもたちは、学区制で決められた公立小学校に入学するのが一般的です。国立・私立の小学校は学区制ではないため、通学ができる範囲は広くなり、複数の学校を選んで受験ができます。教育方針や目的に合わせて、学校を選択することが可能です。ここからはそれぞれの特徴について紹介します。

国立小学校の特徴

国立小学校は国の研究機関となっているため、教員が研修することや実習の場所でもあります。文部科学省の学習指導要綱に沿った授業内容ですが、最先端の教育法を取り入れ、授業の広げ方や内容など独自性が強く表れているのが特徴です。また、新しい教育を取り入れて、成功したことを公立小学校へ広めていく役割を担っていることも、大きな特徴のひとつです。

私立小学校の特徴

私立小学校は、大学まで付属している学校も多くあります。小中高が一貫校という場合では、小学校から一貫した教育プログラムで授業をする学校が多く、独自のカリキュラムで授業を受けることが可能です。また、大学受験までを見据えた学校が多くあることが特徴と言えるでしょう。

大学付属の学校の場合は、大学まで受験を避けられるというのも魅力です。私立小学校には宗教教育をする学校もあります。家庭の宗教は自由ですが、キリスト教系や仏教系で聖書などを用いた教育が取り入れられています。

志望校の実際の雰囲気

学校選びのポイントとして、志望する学校の特徴や費用などを調べて比較し、検討することも重要ですが、自分の子どもに合っている学校なのかということも大切です。学校で行うイベントに参加することで、先生と直接話ができる機会があります。学校の校風や雰囲気がわかるため、参加することをおすすめします。

まとめ

小学校受験では、国立と私立があり、それぞれの違いや特徴を紹介しました。国立は国が最先端の教育をする学校であり、私立は学校それぞれで独自のカリキュラムがあります。費用については私立のほうが高くなりますが、自分の子どもにあった学校選びをすることが重要です。小学校受験は学校選びが大切になるため、志望する学校のイベントに参加することで雰囲気もわかるでしょう。ここでご紹介したポイントを参考に小学校選びを検討してみてください。

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