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私立小学校に通う利点とは?リスクもあらかじめ把握しておこう!

公開日:2021/08/15  最終更新日:2021/08/05


私立小学校は、それぞれ独自の教育方針を掲げ、カリキュラムも異なります。そのため、公立小学校の教育に不安を感じ、私立小学校への進学を検討しているご家庭も増えているようです。実際に、魅力的な教育カリキュラムを掲げている私立小学校は多くあります。今回は、私立小学校の利点、リスク、学費についてご紹介していきます。

私立小学校に通う利点とは?

■小中高一貫校が多い

私立小学校は、一貫体制を取っている学校が多いです。そのため、授業の進め方がスムーズで大学受験の勉強も早くから取り組むことができます。また中高一貫校では、小学校から入ると、中学受験や高校受験を避けることも可能です。厳しい受験戦争を経験することなく内部進学で大学まで進めるのは、魅力的ですよね。

■学校独自の教育方針やカリキュラム

私立小学校の教育方針は、創立者の考え方や思想が反映されています。ミッションスクールと呼ばれる私立小学校もその一つです。独自のカリキュラムを組むことができるので、学習指導要領に沿って授業をする公立校より自由なカリキュラムで授業を進められます。例えば、小学校低学年から英語教育を取り入れ、国際交流の機会が用意されている学校があります。

■教員の異動がない

私立小学校では、基本的に教職員の異動がありません。そのため、同じ先生の授業を受けることができます。教師も一人一人の特徴を把握しているので、安心して授業に取り組めます。毎年、先生が変わってしまうと不安になりますよね。

■教育設備が充実している

教室の冷暖房など、快適な学習環境が整っているのも私立小学校の利点といえるでしょう。また、近年ではオンライン授業を取り入れる学校も増えています。タブレット端末の貸与やオンライン授業に必要な設備が充実しているのは、私立のメリットです。

■いじめや学級崩壊などが少ない

もちろん全く無いわけではありません。しかし、入学試験を受けて一定の基準を満たしている生徒が集まっている環境は、子どもにとって良い刺激を受けながら成長していくことに繋がります。

私立小学校に通うリスクについても知ろう!

■学費が高く親御さんの負担が大きい

入学金や授業料など、年間100万円前後かかる私立小学校は経済的な負担が大きいです。学費以外にも、習い事や交通費と必要経費が多いですね。

■入学後、学習意欲が低下する

小学校受験を乗り越えて志望校に合格すると、解放されたような気分になってお勉強を怠ってしまう子どもがいます。全ての子どもにいえることではありませんが、注意が必要です。また中学や高校から入学した生徒さんと、学力の差がついてしまうことも懸念されます。

■地元のお友達が少ない

私立小学校に通う子どもは、遠くの学校へ通学することもあるため、地元のお友達と遊ぶ機会が減ってきます。お友達との関係が希薄になり、孤独感を感じてしまう子どもがいるようです。

■環境の変化が少ない

一貫校の場合、小学校から同じ友達や先生など、環境があまり変わりません。そのため、交友関係が狭まる可能性があります。多種多様な子どもが集まる公立小学校に比べて、お友達と上手に関わることが苦手になってしまうリスクがあります。

私立小学校はどれくらいの費用がかかる?

やはり気になるのは学費です。学費には、様々な内訳があります。最初に払う「初年度納入金」は、入学金、後援会費、制服代、教材費などが含まれています。150万円から200万円くらいが相場です。

次年度からは、授業料など100万円前後かかります。また、学校設備費の相場は、15万円から20万円といわれています。寄付金は1口10万円程度ですが、さらに高額な学校もあります。

 

私立小学校は、魅力的な利点がたくさんあります。しかし、その利点がリスクになってしまうこともありますね。内部進学で大学まで進めるとしても、お勉強はしっかりと続けていきましょう。長い学校生活を、お友達と刺激し合いながら過ごしていけると良いですね。

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