小学校受験対策塾を夏に体験!
秋になると小学校受験シーズンに突入するので、夏はとても重要な時期です。
幼稚園や保育園が休みの間を利用して、受験対策をしっかり立ててあげましょう。
特にお泊まり会や合宿など、この時期にしか体験できないこともあります。
こうした体験は小学校受験では、とても重要になってくるので是非とも積極的に参加しましょう。
ペーパーの勉強だけでなく、遊びなどの体験をバランス良くさせてあげることが大切です。
しっかり自立できるようサポートしましょう
小学校に入学すると、自分のことは自分で行わなくてはいけなくなります。
決められた時間に朝起きたり、授業の準備を周りの手助けなしにできるようになる必要があります。
幼稚園や保育園で行われるお泊まり会や合宿は、親元を離れて子供を自立させるための大切な教育です。
自立できれば、秋から積極的に勉強するようになる子も少なくありません。
もし、合宿やお泊まり会が苦手だったなら夏にもう一度チャレンジさせてみるのも良いでしょう。
子供だけで過ごすと、周りとのコミュニケーションの取り方も学べるので、協調性も高くなります。
受験には関係なさそうですが、協調性は小学校に入学してから重要なものなので意外と試験官は見ています。
そして、自宅では、あえて勉強以外の目標を立てて頑張らせてみるのも大切です。
何かに頑張るということは、自立心の成長だけでなく自信をつける効果もあります。
頑張ればできるという達成感が得られれば、今後の学習にも役立ちます。
ただし、無理をさせて「嫌な思いをする」と思わせてしまうと学習に対する意欲が低下する恐れもあるので注意が必要です。
受験に必要な基礎的な学力を確認しましょう
ペーパー問題を対策として解いている子供は沢山いますが、そこで大切なのは答えをしっかり理解させることです。
何十枚も問題を解くよりも、1枚を丁寧に確認しながら何故その答えになったのか理解できるようにしてあげましょう。
答えを書いていても、理解していなければ自分から説明することはできません。
問題文と答えを記憶するような勉強方法は、色々な受験に対応できなくなるので注意が必要です。
指示をしっかり聞き取り理解して、答えることができるようにしておきます。
また、ペーパー問題の勉強をさせるのは、1度に30分程度までにしましょう。
小学校入学前の子供の場合、30分程度で集中力が低下してくるからです。
小学校に入学してやっと、45分という授業に徐々に対応可能になります。
この時期はまだ長時間の勉強を強要することは、お勧めできません。
模試を受けるのも重要ですが、有名小学校の過去問を実際に解いてみてください。
模試では難問奇問が数多く出題されますが、実際の受験でそのレベルが全て必要というわけではありません。
過去問を見て、どの程度の難易度が求められるか親も理解しておくことが大切です。
遊びも実は大切な受験対策に繋がります
受験と聞くと、机に向かって勉強をするというイメージが強い人も少なくありません。
小学校受験の場合も確かに勉強が必要ですが、実は同じくらい遊びも重要になってきます。
幼稚園や保育園で遊びの時間があるのは、それが重要な教育になっているからです。
例えば、グループ遊びをすると社会性や協調性が養われます。
また、運動能力も鍛えられるというメリットまであります。
こうした力は小学校で強く求められており、受験でも選抜するための材料としていることも珍しくありません。
体を動かすのはダンスや体操でも、効果が得られます。
特に行動観察の試験では、模擬体操が出されることが多いです。
普段からダンスや体操をしていれば、人の動きを見て真似するということに慣れることができます。
それだけでなく、毎朝ラジオ体操をしていれば健康に良いだけでなく朝早く起きるという生活リズムも整うでしょう。
友達や先生とコミュニケーションが取れるようになると、自然と相手の話を聞くことができるようになります。
小学校受験の場合、息抜きのためではなく遊び自体も立派な受験対策になっています。