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小学校受験は作文対策もしよう

公開日:2020/03/15  最終更新日:2020/03/11

小学校受験と聞くと受験生を対象とした簡単なペーパーテストや保護者同伴の面接をおこなうイメージが強いと思いますが、神奈川・東京の一部の小学校では保護者への課題として作文の提出を求めるケースがあります。

ここでは、小学校受験にて出題される可能性のある作文課題の詳細と、今からできる対策方法をご紹介します。

作文課題はいつ、どのようにおこなわれるものか?

作文による試験は、1次試験を突破した後の2次試験で実施される傾向にあります。受験生が試験を受けている最中、別室で待つ間に実施されることもあります。以前は志願理由を記入する時間として使われていましたが、与えられたテーマについて自分の考えを書く課題に変更されました。文字数は200字程度から800字程度まで、受験する小学校によって違います。

スケジュール帳や電子辞書の持ち込み制限はされていませんが、使いづらい雰囲気であるため使用しないのが無難です。制限時間内に誤字脱字なく書き切れるよう、日記の記入など日ごろから文章を書く練習をしておくといいでしょう。

テーマはどんなものが多い?学校側が確かめたいこと

テーマは当日の試験開始直前に発表されます。過去の入試の傾向からテーマを推測することができるため、受験校の作文の過去問を事前に見ておくと安心です。過去に出題したテーマと同じ内容を、細かいニュアンスを変えて出題する場合もあります。

出題テーマは子どもにどのような人間になってほしいか、理想の人間になってもらうために家庭内でどのような努力をしているか、といった子どもや家庭に関するものが出題される傾向にあります。他にも子どもが学校に行きたくない、と言った場合の対処方法や学校と家庭でも教育方針が大きく異なる場合にどうするか、などのテーマも出題される可能性があります。

作文課題は、合否判定に大きく影響を及ぼすものではありません。家庭によって答えは異なり、模範解答というものが存在しないからです。学校側と家庭側の教育方針が異なっていることを記したからといって、不合格になるものではありません。形の見えない模範解答を記入する努力をするよりも、自分の考えを作文を通じて伝えることを心掛けるほうが、作文の記入がしやすく受験に対する熱意も伝わるのではないでしょうか。

当日焦らないために、今からできる作文対策

合否判定に影響が少ないからとはいえ、対策をしなくてもいいわけではありません。限られた時間の中で作文を書き終えるためには、本番を想定とした練習をしておくことが重要です。受験校の過去問や文例集を熟読し、出題されるテーマの傾向を知っておくことももちろん大切ですが、本番と同じような状況で練習することも同じくらい大切です。

テーマ、制限時間、文字数のすべてを考慮して練習をおこなっていくことで、受験当日の雰囲気に飲み込まれず冷静に対処することができます。限られた時間の中で自分の考えをまとめられるよう、普段から考えたことを紙に書き出したりスマホのアプリを利用するなどして思考の整理をおこなったりといったことも有効です。当日になって焦らないために、普段から意識して準備をおこなっておきましょう。

 

合否に大きな影響力がないとはいえ、対策をなにもしないで課題に臨むのは無謀といえます。ペーパーテストや面接の結果が同率の受験生がいた場合、作文の内容が最終的な合否につながるかもしれません。もしも作文の結果が悪かったせいで不合格になったら、悔やんでも悔やみきれません。

小学校受験で後悔を残さないために、できることはすべておこない、最高の結果を残せるように日ごろから努力を惜しまないようにしましょう。努力と志望校に対する熱い思いがあれば、必ずいい結果を出せるはずです。

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