小学校受験に役立つ!「子供の積極性」の養い方
小学校受験は、早い段階から対策しないと合格しないと言われています。
それに、中学校受験や高校受験と違って勉強が重視というよりも、勉強する環境に慣れているかというのが重点に置かれています。
しかし、まだまだ幼い子供からすると受験に対する積極性が無いこともあるでしょう。
そこで今回は、小学校受験に対して積極性を持てるように養う方法をご紹介します。
子供の主張も聞いてあげて、無理に押し付けないようにする
小学校受験は、小学校にまだ入っていない幼い子供が受けるので勉強ができるというよりも、如何に行儀よく勉強へ立ち向かえるのかというのが重視されています。
その為、受験対策の為に通える塾では勉強だけでなく、行儀作用・思考能力の上昇・勉強に対する意欲などを養う為のカリキュラムが組まれています。
しかし、子供によってはカリキュラムをこなすことが苦痛に感じるということもあります。
その理由は、本人が小学校受験に対するやる気がない、ストレスを感じているなどです。
こういった理由を抱えたまま塾に通わすことは、勉強することにトラウマを抱えてしまうこともあるので子供の意見も聞いてあげるようにしましょう。
本人がどう思っているのかを知ることができれば、どんな風に受験に対して向き合っていけばいいのかなどを考えられるようになります。
それに、無理に塾へ通うなどということを押し付けないようにできるので、親子ともに受験へ向かって進めるようになるでしょう。
もし、どうすればいいのか分からないと悩んだ時は塾の先生に相談するのもおすすめです。
勉強が楽しいと思わせるのが大事
小学校受験は勉強重視じゃないとはいっても、やはり他の子達に比べると勉強量が多くなります。
そのため、強制的に勉強をやらせると嫌いになってしまい、受験どころか学校へ行くのが嫌いな子供になってしまうこともあるでしょう。
このようなことを避ける為に、勉強が楽しいと思わせることが大事です。
どうやって思わせるのかといえば、まず本人が自ら考えて答えを導き出せるようにしてあげてください。
そうすることで、考える能力が身に付けるだけでなく問題を解くということに楽しさを覚えるようになります。
他にも、答えが出なくて悩んでいるときはヒントをあげるようにしましょう。
ヒントを与えることで、応用問題に対する知識を身に付けやすくなります。
最近は、幼い子供でも楽しく勉強ができるような問題集などもあるので、こういったものを使いながら一緒に勉強してみてはいかがでしょうか。
勉強することが楽しいということを身に付けられれば、小学校受験に対しての意欲も出てきて合格へ向けて本人自ら行動するようになるかもしれません。
親子で小学校受験に向けて頑張ろう
「小学校受験は子供が受けるのだから、親は口を出してはいけない」と考えている親もいます。
しかし、実際は一緒に受験に向けて進んでいくほうが積極性を養いやすくなるのです。
まだまだ遊ぶことが好きな年頃の子が勉強するのですから、ただ毎日淡々と問題集や塾で習ったことのおさらいをやらせると受験したくないと言いだす可能性も少なからずありますし、場合によっては言うことを聞かない子になる可能性もあります。
このようなことを避けるには、親子で協力し合って向き合うことが大切なのです。
小学校受験の塾は親子で通って、どんな風に勉強しているのか、授業中はどんな感じなのかを実際に見るようにしましょう。
そうすることで、子供の良いところと悪いところが分かるようになります。
良いところが分かったら、もっと伸びるように一緒に考えたり褒めてあげたりしましょう。
悪いところが分かったのなら、どうしてダメなのかを考えてプラスに持っていけるようにしてあげてください。
そうすれば、子供も小学校受験に向けて積極性を持つようになり、合格できるように頑張るでしょう。