小学校受験での両親の役目を考えよう
神奈川・東京エリアで小学校受験を考えているのであれば、子どもだけが頑張るのではなく、両親も一緒に頑張らなければ合格を勝ち取ることは難しいといえます。
今回は小学校受験を臨むときの親の役目について解説します。
子どもの勉強への向き合い方を調整することが大切
神奈川・東京の小学校受験で合格するためには、勉強に対してそれなりの対策を練らなければなりません。小学校受験を考えたときに、大抵の方は専門の塾に子どもを通わせることが多いですが、勉強のすべての面を塾頼みにしてしまうのは問題があります。
確かに塾は合格するためにどれくらいのことができていなければならないかを知るための指標になりますが、子どもが塾に通っているだけでそれらをすべて身につけることは難しいです。子どもが合格ラインまでの能力を身につけるためには、家庭での取り組みも大切になります。
したがって両親の役目として挙げられる点は、家庭での子どもの勉強を見てあげることです。家庭で子どもの勉強を見る際のポイントは、ただプリントなどをやらせるだけでなく、どうしてこの答えがでるのかという答えを導き出す過程を大切にすることです。
このような勉強法を家庭でおこなうためには、塾でどのようなことを学んでいるかを確認する必要があるので、可能であれば、授業を見学するようにしましょう。
日常生活を管理することもポイントになる
小学校受験の準備をはじめると、幼稚園や塾、習い事などで子どものスケジュールがびっしり埋まってしまうということが多いのではないでしょうか。そうなると、子どもが夜寝る時間が遅くなったりして、日常生活に支障をきたす恐れがあります。
またタイトなスケジュールをこなしていると、子どもも疲れがたまり、体調を崩してしまうかもしれません。そのようなことが起こる前に、子どもの日常生活を管理することも、両親の役目の一つであるといえます。
例えば受験勉強が本格化してくる頃に、習い事をお休みさせてもらうなど、子どもの日常生活を管理するようにしましょう。習い事は子どもにとって負担になる面もありますが、逆に受験勉強の息抜きになっていることもあるので、よく見極めることが大切です。
しかしピアノなどの自宅で練習が必要な習い事は、練習する時間を確保するのが難しくなっていますので、受験直前期はお休みしたほうがいいのかもしれません。日常生活の管理は子どもの様子を見ながらおこなっていくことがポイントになります。
子どもの気持ちをしっかり受け止めることも大切
小学校受験は、5、6歳くらいの子どもが受けることになるので、子どものメンタル面もしっかり見てあげることが大切です。受験直前になると親も不安に思うことがありますが、子どももそれと同じくらい不安に思っていることが多いです。
したがって親の不安な姿を子どもに見せないということも、親の役目の一つであるといえます。他にも合格できるかどうか不安に思っている子どもに対して過剰な期待をかけないことも大切です。
「たとえ不合格になっても大丈夫だよ」ということを常に子どもに伝えて、子どもがプレッシャーに押しつぶされないようにすることも、親にとって大切な役目であるといえます。
小学校受験は母親の役割が多い傾向ですが、父親もしっかりサポートすることがポイントになります。面接で質問されたときに、慌てないように父親も学校説明会などに積極的に参加するようにしましょう。
受験の合否を決定するのは、最終的に子どもの努力によるものですが、両親の役目の重要なので、小学校受験は親の受験だといわれることが多いです。したがって子どもを希望する学校に入学させたいと考えているのであれば、両親の役目をしっかりと見極め、子どもに最適な学習環境を提供することがポイントになります。
そのためには、子どもが負担にならないようなスケジュールをマネジメントすることです。勉強や日常生活を管理し、子どもが不安にならないような環境を作り出すことが、親の役目であるといえます。