小学校受験対策の塾へのお礼は必須?
小学校受験対策として、塾は重要な存在です。神奈川・東京に在住のご家族のなかには、子どもを小学校受験のために塾へ入れている、という方も少なくないでしょう。この記事では、小学校受験の対策として利用した塾へのお礼は必須かどうか、について説明します。塾に通っているお子さんがいる場合は、ぜひ参考にしてみてください。
塾へのお礼は必ずしなくてはいけないことではない
簡潔に結論から述べてしまうと、塾へのお礼は必ずしなくてはいけないことではありません。確かに、塾という場所は小学校受験の対策として勉強面で強いサポートをしてくれます。また、面談などで相談に乗ってもらえることもあるでしょう。
塾を利用した側としては「今までたくさんお世話になったのだから、何かお礼をしないといけないのでは…?」と感じる方も多いと考えられます。しかし、塾へのお礼というのは強制的なものではありません。なぜなら、そもそも塾の先生方は子どもたちが楽しみながら学力を伸ばし、受験合格といった目標を達成できるように手伝いをすることが仕事だからです。
そして、塾を利用する側のご家族は、受講料や施設維持費といった塾を利用した料金をきちんと払っているはずです。したがって、小学校受験対策の塾へのお礼は必須ではありません。絶対にお礼をしなければならないのではと焦ったり、変に気を遣う必要はない、ということです。
お礼は必須ではないが、感謝を伝えることは大切
先程も述べたように、お礼は絶対にすることではありません。そうとはいっても、やはりさまざまな面で支えてくれた塾の先生などには、たくさんの感謝の気持ちがある場合が多いかと思います。ここで強調したいのは、自分の子どもがとくにお世話になった先生などにお礼をすることは、まったく悪いことではないということです。
お礼も強制ではありませんが、感謝を伝えたい人がいるのであれば、それを伝えようとすることはむしろよいことではないでしょうか。今までのことをふりかえり、改めて何かの形で思いを伝えることはとても大切です。また子ども自身が、自分にたくさん教えてくれた先生に感謝を伝えたい、と思うこともあるはずです。
実際に塾を利用したのは子どもですから、ここでは子どもの意見も取り入れた方がよいかもしれません。誰か塾の先生に感謝したいといった気持ちがあるかどうかを子どもにもきちんと確認したうえで、お礼をするかしないかは考えた方がよさそうです。
お礼をする際に、注意したいこと
「さあ、お世話になった塾の先生へ何かお礼をしよう」と決めた方がいるかもしれません。でもちょっとお待ちください。お礼をするにあたって、気を付けなければいけないこともあります。
まずお礼として渡すものは、保管場所に困らないものや、食品であれば日持ちするものをおすすめします。感謝の気持ちとしてプレゼントしたつもりがかえって相手の負担になったり、気を遣わせてしまったりしたら悲しいですよね。
渡すものは充分に相手の先生の立場になって考えてみましょう。お礼の品を用意するのが難しい場合、子どもが手紙を書いて渡すなどでも喜んでくれます。そもそも、塾の生徒やその保護者などからのプレゼントを受け取ることを禁止している塾もあります。
その場合は、お礼の挨拶だけがよいといえます。これは塾や地域によっても異なる可能性がありますので、塾の規則は事前に確認しておきましょう。いろいろと注意することはありますが、大切なのは、今までありがとうございましたという感謝の気持ちがこもっていることです。そこをおさえていれば、どんな形でもきっと相手の先生に感謝が伝わるはずです。
神奈川・東京地域にお住いの方は参考になったでしょうか。小学校受験対策の塾へのお礼は必須ではないことは、わかっていただけたと思います。またお礼自体はとてもよいことですが、注意する点がいくつかあることもお話ししました。塾へのお礼について悩んでいる神奈川・東京エリアのご家族は、これらもふまえて、自分たちに合う選択肢を考えてみてください。