小学校受験対策に使える人気の教材
小学校受験というと塾に通うのが当り前と思っている人と、自宅での対策だけで済ませる人に分かれ、初めての場合は迷う人もいるはずです。
具体的な対策がわかる場合は家庭学習でよいのかもしれませんが、何から手を付けたらよいのかわからないといった場合は、やはり専門の塾に通うのが合格への最短距離です。
ここでは小学校受験に手軽に使用できて効果的な教材を紹介します。
幼児教室が監修し出版する基本問題集
いろいろな会社が入試情報を集め小学校受験用の問題集を販売していますが、その問題集が子どもにとってつまらない内容だったりすると、話し手側のいうことを聞かなくなり人の話に耳を傾けるという基本的な姿勢がなくなることにつながります。
幼児教育を専門とする幼児教室などが監修し出版している問題集を選ぶようにすれば楽しみながら効率よく勉強が進むよう工夫されているため間違いがありません。
選ぶ際のポイントは子供の発達に合っていて理解しやすい内容であること、飽きたりしないようにページ数が少な目であることです。
特にページ数が少ない教材だと、ゴールも分かりやすく上手くやり終えたときは達成感と自信につながり、次もやりたいという気持ちにさせ子どもの勉強意欲を高めることになります。
また、こういった教材は効率よく勉強ができるように分野ごとにシリーズがあったり基礎編・応用編に分かれていることがほとんどですので子どもの得意、不得意な分野を見極めながら進めることができます。
費用は教材ごとに異なりますが1000円前後と購入しやすい価格です。
幼児教室が出版する小学校別の問題集
基本的な部分が充分にできたなと感じたら、具体的な受験対策として志望校の過去の出題問題や、過去の問題をもとに作られた入試予想問題集に挑戦してみます。
予想問題に実際に取り組むことで試験を受ける練習にもなりますし、不得意な分野もわかってきますので、上手く克服することで安心して自信をもって受験にチャレンジできるようになります。
ただしこういった教材は、基本ができており学習内容もある程度理解したうえで取り組むことが前提になるため、準備ができていないと内容を難しく感じて自信を失い勉強意欲の低下につながりますので注意が必要です。
早い段階で志望校を絞る必要はありませんが、具体的にいくつかに決めておくと問題集選びもまわりの評判を聞きながら充分に時間をかけてできます。
問題集によっては基礎編や応用編、合格編など基本的な内容から始まり段階を踏んで受験に向けて学べる教材もあるので子どもの内容理解の程度や得意・不得意、勉強に臨む意欲や姿勢などに合わせて上手く使い分けることが大切になってきます。
志望校に合わせて選べる小学校受験専門の問題集
具体的に志望校が決まっている子どもは、一社だけでなく何社かの入試予想問題集に取り組んでみます。
もちろん基本ができていることが前提ですが、この段階になると苦手な分野もはっきりわかってくるので、不得意な分野を克服することや志望校別の異なる出版社の問題集を何冊かおこなうことに集中します。
志望校が決まらないまま問題集を選んでしまうと、取り組んでみたら受験には全く関係のない内容だったということもあり、受験対策としては時間を無駄にしていることになりますし、子どもも勉強時間ばかりが増えて飽きてしまったということにもつながりますので、学校説明会などに参加して早めに志望校を絞った方が効果的に取り組めます。
また問題集にはいろいろなタイプのものがあり、志望校別に分かれているものやエリア別に有名小学校の入試問題を集めたものなどがあり、苦手な分野の克服には問題と解答用紙が別冊になっていたりする教材もあったりと、親子でしっかりと取り組めるように考えられています。
首都圏や関西圏を中心に、本番さながらの入試問題で構成された教材もあり、面接や出題傾向についてもきちんとした情報がまとめられています。
志望校の受験対策はできており、他の学校の問題も挑戦してみたい方にはおすすめです。
費用は一冊3000円から4000円前後と少々高めですが小学校受験の最後の仕上げに使用したい教材です。