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学習塾で成績が伸びる子と伸びない子がいるのはなぜか

公開日:2022/08/15  最終更新日:2022/08/05


学習塾に入ってすぐに成績が伸びる子もいれば、なかなか伸びない子もいます。20年にわたり個別指導塾を主宰し、あらゆるレベルの中学生、高校生の悩みと向き合い、多くの生徒を志望校合格に導いてきた筆者が、成績が伸びる子、伸びない子の特徴と、成績が伸び悩む場合の対処法についてお話します。塾選びの参考にしてみてください。

塾に行って成績が伸びるのはどんな子?

塾に行き始めてすぐに成績が伸びる子の特徴は、比較的わかりやすいです。もちろん、塾の環境などが本人に合っていることが前提ですが、以下のようなタイプの子は、塾に行くと早い段階で成績が伸びるでしょう。

自分で課題を見つけられる子

自分でやるべきことを分析し、目標達成に必要な項目を自力で見つけ出せるタイプの子は、間違いなく塾ですぐに成績を上げます。ただし、このタイプの子は、塾の助けを借りなくても大丈夫な子も多く、塾に行くとしたら、何らかの理由で出遅れたときや、高い目標設定をしたときくらいでしょう。

競争を楽しめる子

塾に行って成績が伸びやすいのはこのタイプが大半です。塾に行くとほか校の生徒と席を並べることもあり、授業の進め方なども学校にいるときとは違います。普段は学校でパッとしない成績だった子が、少しの競争の刺激でグンと伸びるようなパターンは、しばしば見られます。

向上心の強い子

もちろん、まじめで向上心が強い子も塾で伸びやすいです。ただし、もうすでに学校で一杯いっぱい、塾の課題までこなせずにキャパオーバーというパターンもあるので、塾に行かせれば安心というほどではなく、様子を見守ってあげることが大切です。

成績が伸びない子の特徴とは

成績が伸びない理由はいろいろあり、塾が直接の理由ではないような場合もあるうえ、単に相性の問題などもあります。ただ、典型的に伸び悩むタイプにはいくつかパターンがあるので、下記の例に当てはまるなら早めに対処しましょう。

受け身の学習になりがちな子

成績が伸び悩む子でもっともよく見られるのが、このタイプです。一見まじめに通っているように見えても、実は周囲に合わせていろいろなことを受け入れているだけ、本人には目的意識が感じられないタイプです。こうなってしまう理由はさまざまですが、単に自分で目標を見つけられないだけの場合なら、誰かが現実的な目標を設定してあげると改善することがあります。

競争が苦手な子

性格的に競争が苦手な子は、塾に入れるのが逆効果で、下手をすると成績が下がるようなこともあります。塾の授業は理解できるが、競争のストレスで委縮してしまうような子は、少人数制または個別指導などに切り替えることで、成績が伸びるようになります。

塾通いに納得してない子

塾に通う子どもたちは多感な年頃ですから、性格というより、こうした精神面の問題のほうが影響していることもあります。親同士の評判などで、入塾を親が勝手に決めた場合などにこじれやすい問題で、本人が塾に通うことに納得していない場合は、まったく成績が伸びないことがあります。

成績を伸ばすためには何が必要か

成績を伸ばす要素はいろいろあります。指導や教材の質、本人のやる気、など、具体例を挙げて解説するときりがないので、ここでは成績が伸び悩んだ場合に、塾の環境として着目できる点と、親が注意しておくべき点を1つずつ紹介します。

優れた指導より共感が大切なことも

指導内容に関しては、どの塾もそれなりに教材などを研究していますが、成績が伸び悩むような子を相手にする場合は、優れた指導よりも心理的な共感が有効な場合もよくあります。年の近い学生チューターやコーチングスキルを習得した講師がいるような塾なら、伸び悩みにも対応できるでしょう。

環境に丸投げは危険

保護者が注意すべき要素としては「よい塾に預けたからもう安心」と子どもの世話を丸投げしないことです。根掘り葉掘り塾の様子を聞くと嫌がる子もいるので、家を出るときや帰ってきたときの表情をよく観察するなど、適度な距離感を保ちつつも、しっかり見守るべきです。

まとめ

学習塾で成績が伸びる子とそうでない子の特徴などを挙げながら、塾選びの参考となる情報をまとめました。授業のレベルや指導技術だけでなく、目標設定にていねいに寄り添うなど、サポート力やコーチングスキルを優先して塾選びをすると、伸び悩みの予防にもなります。参考にしてください。

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