小学校受験の面接はどのようなことを聞かれる?
レベルの高い小学校ならば、必ずしも将来有望になると保証されるわけではありませんが、可能性がかなり広がり高くなることは確かです。
付属小学校ならば提携グループの高校や大学にエスカレーター式で進学できるところもあります。
受験を考えている場合には、面接対策に力を入れておくことが必須です。
子供に対して聞かれる定番の質問
受験先によって面接時の質問内容には違いもありますが、基本となる定番の質問はある程度決まっているので、しっかり対策しておくことが大切です。
氏名や住所、電話番号を聞かれたり、好きな遊びや勉強などは定番となっています。
住所や電話番号は覚えさせなくてはなりませんが、覚えることよりも好きな遊びや勉強といった、自ら考え答えなくてはならない質問が重要です。
ある程度定番の質問を考えおき、対策することは大切ですが、全てを丸暗記させても、面接では覚えた内容をそのまま言っているとすぐにバレるので、あまり良い印象とは言えません。
それだけではなく事前に対策しておかなかった質問があった場合に、子供がパニックになり答えられないということにならないようにしておくことも大切でしょう。
親への質問の対策もしておくべき
子供の小学校受験とは言っても、親への面接もあるケースがほとんどです。
親と子供が別々に行われるのか、同時に行われるのかなど小学校による違いもあるので、あらかじめ確認しておくと落ち着いて臨むことができます。
親への質問としては、家庭での教育方針は定番の質問となっています。
その他にも日頃の子供とのコミュニケーション方法や、よく作る料理など、様々な質問があるのである程度は考え答えを準備しておくようにしましょう。
子供が初めての受験というように、親としても始めての我が子の受験という人も多いのではないでしょうか。
子供よりも緊張してしまう親が多いですが、我が子の未来のための責任重大なシーンということを忘れないようにし、冷静に受け答えしましょう。
気をつけておくべきポイントとは?
子供への質問はそう難しい内容ではなく、大きな声でハキハキと元気よく答えることができるのかや、姿勢は崩さないかという点を重要視して見られていることが多いです。
面接のために対策をしっかりとしているということは、面接官もわかっているので、子供や親、その家庭の本来の姿を見抜こうとしてきます。
親がどれだけ取り繕っても、子供との意見がちぐはぐとなれば嘘をついているとすぐに見抜かれてしまいます。
子供と日頃からきちんとコミュニケーションを取れていて、親子の信頼関係がしっかりしているのかは重要視して見られています。
子供がどんなに面接で頑張って良い印象を与えることができても、親の受け答えによっては落とされてしまうこともあります。
親が子供の足を引っ張ってしまうとなれば、後悔しても仕切れないのではないでしょうか。
子供に対して面接対策を行うと同時に、親もしっかり準備を進めておくようにしましょう。
小学校受験では面接でいかに好印象を与えることができるのかが、合否を左右する重要なポイントとなってくることは間違いありません。
どちらかではなく親子で協力して、合格という目標に向かっていくことが大切です。
定番として聞かれることはあらかじめ返答を考えておくようにし、思わぬ質問をされた時にも臨機応変に答えられる力をつけておくことができるのかが重要です。