おすすめポイント | 受験を通じ「心の教育」を目指し、とても熱心な姿勢 |
4位にランクインしたのは、「ジャック幼児教育研究所」です。この教室を運営している株式会社ジャックは1969年設立の比較的老舗であり、幼児教室経営の他、教材や書籍の販売も行っています。
これまでに紹介した小学校受験対策向け教室と比較した場合、このジャック幼児教育研究所のスタイルは、やや厳しさを感じるかもしれません。実際、こうした姿勢に少なからず反感を持たれている方もいるようです。
しかしそれは、幼児教育に関して大きな情熱と真剣さを持っているからこそ。この教室では小学校受験対策に向けた勉強を通して「好奇心」や「想像力」のみならず「協調性」や「表現力」を伸ばし、幼少期から「心の教育」を実践することをモットーとしているようです。
これは非常に大事なことではありますが、小学校への受験合格はひとつの通過点にすぎません。有名小学校に合格したからといって、その後の人生の幸せが約束されるというわけではないのです。
だからこそ、ジャック幼児教育研究所では、「知・徳・体」を中心とした教育の実践を目指しているのでしょう。こうした理念に共感できるならば、この教室を選択するというのもベターかもしれませんね!
法人名 | 株式会社ジャック |
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略商号 | ジャック幼児教育研究所 |
代表者 | 大岡久恵 |
本社所在地 | 〒156-0044 東京都世田谷区赤堤1-21-1-103 |
設立 | 1969年 |
資本金 | 1,000万円 |
主要取引銀行 | みずほ銀行 |
事業内容 | 幼児教室経営(有名私立幼稚園・小学校受験指導)/関連書籍/教材等制作及び販売 |
職員数 | 約270名 |
会員数 | 約2,500名 |
もくじ
ジャック幼児教育研究所を利用した方の口コミ・評判を集めてみました!
- カリキュラム
- 料金
- 環境
復習と新規学習の組み合わせは、記憶の定着に効果的であり、学習効率の向上に繋がることが期待できます。着実に基礎を固めながら、応用力の養成にも役立つでしょう。ただし、個々の学習ペースによっては、復習の時間が負担に感じる場合もあるかもしれません。カリキュラムの柔軟性や、個々の学習進度への配慮も合わせて確認すると、より効果的な学習となるでしょう。
カリキュラムは統一されていますが、先生ごとに多少テンポは異なるので、振替を利用しながら合う先生を探すといいと思います。クラスの雰囲気も、子どもによって異なり、クラッシャー系の子も時々います。すぐにクラス変更しないと席が詰まるので、早めの対応をおすすめします。
カリキュラムの統一性はメリット。ただし、先生によるテンポの違いやクラスの雰囲気のばらつきは、体験してみないと分からない点が課題。合う先生とクラス選びが重要。振替制度の活用やクラス変更の迅速な対応で、より良い学習環境を見つけられるだろう。人気教室の場合、早めの対応が肝心。子どもの性格も考慮した上で、最適なクラス選びを検討したい。
年々バージョンアップはしているのだとは思います。家庭での復習に材料を用意するのが大変なので何セットかいただけるとスムーズだと思います。授業後に帰って即復習をさせたくても無いような材料もあり調達に時間がかかるため。
教材のバージョンアップは評価できる一方、家庭学習の負担が課題となっています。復習用材料の提供は、学習効果を高める上で重要です。保護者の負担軽減だけでなく、子供の学習意欲維持にも繋がります。即時復習の機会損失を防ぐためにも、材料セットの提供や代替材料の提案など、家庭学習のサポート体制拡充が期待されます。
親身な対応で学生をサポートする姿勢が好印象です。授業以外に面談などで親身に相談に乗ってくれるのは、学生にとって心強いですね。アフターケアの充実も、学習効果の向上や進路決定に繋がるでしょう。学習塾では、学力向上だけでなく、精神的なサポートも重要です。このような丁寧な指導は、他の学習塾の模範となるでしょう。
季節講習は科目ごとに3日間で全て網羅すると高額です。しかし内容は充実しています。
料金が高いと評判ですが、慶應など上位校以外の学校情報も豊富で、学校別対策授業もあり流石だと思いました。
上位校以外の情報も豊富なのは魅力的ですね。費用対効果は人それぞれと感じます。3日間で全範囲を網羅するカリキュラムは、短期集中型で効果的かもしれませんが、費用が高額になるため、受講期間や費用をよく検討する必要がありそうです。学校別対策授業は志望校合格へ近づく上で大きなメリットと言えるでしょう。
小学校受験は基本的に家庭学習がメインのため、通えばできるようになるというわけではない。季節や特化授業などオプション講習が多く、すべて取ると高額になりがち。
小学校受験は家庭学習中心である点は確かです。塾は学習習慣の定着や情報収集、模試受験といったメリットがある一方、高額なオプション講習の取捨選択は重要です。すべての講習を受講することが合格に直結するとは限らず、家庭の教育方針や子どもの個性に合った学習計画を立てることが大切です。費用対効果をよく検討し、本当に必要な講習を選択しましょう。
教室内にトイレがあるのは便利ですが、広さが十分かどうかは受講人数や用途によります。狭いと感じる人もいるかもしれません。快適性は個人差があるため、事前の見学をおすすめします。設備は整っているようなので、詳細な情報を確認し、自身のニーズに合致するか判断するのが良いでしょう。
人通りのある場所です。場所柄きちんとした人が多いので母子でも不安はありませんでした。入り口もインターフォンで確認後受付が扉を開けてくれます。
セキュリティ対策がしっかりしており、安心して利用できる点が評価できます。人通りの多い立地も防犯上プラスです。インターフォンと受付による入退室管理は、特に母子連れには安心感を与え、不審者の侵入を防ぐ効果が期待できます。一方で、人通りの多さは騒音やプライバシーの面でデメリットとなる可能性もあるため、周辺環境の確認も重要です。
駅近で子供の送り迎えの負担が少ない点は、働く親にとって大きなメリットです。周辺に飲食店が多い点も、ランチの選択肢が広がり便利です。駅近という利便性を重視するファミリー層にはおすすめです。一方で、具体的な駅からの距離や周辺環境の治安など、詳細情報を確認することが重要です。他の口コミも参考にしながら、総合的に判断することをおすすめします。
「のばす」だけでなく自発的に「のびる」環境づくりで、個性と潜在能力を伸ばす!
このジャック幼児教育研究所の特徴は、理事長である大岡久恵さんや、理事である大岡史直さんが幼児教育に対してきわめて強い情熱を持っているということです。そのことは実際に教室でお話を伺うのみならず、公式HPに掲載されている「理事からのメッセージ」を閲覧するだけでもそのことは理解できるでしょう。
「魂は次の世代に受け継ぎ受け継がれて永遠に消滅することはない」「子どもにわかりやすい授業をするための研究を怠らない学者であれ」ということばには、共感されるお母さまお父さまも多いのではないでしょうか。
そんなジャック幼児教育研究所では、ただ単に子どもの創造性やイマジネーションを「のばす」だけではなく、自発的に「のびる」ための環境づくりをテーマとしています。これはいったいどういうことなのかというと、すなわち「自分で取り組む力」の形成です。
使わない機械がどんどんさび付き動かなくなっていくのと同じように、たとえ子どもがあふれんばかりの才能を持っていたとしても、それを自分から積極的に使っていかなければ何の意味もなく、ないものと同然となってしまいます(これは私の考えですが、現代社会の大人たちは幼少期にそうした教育を受けていなかったせいか、あまりにも才能を活かせていない人が多い気がします)。
ジャック幼児教育研究所が実践しているのは、たとえば先述したこぐま会他が行っているような「個性」や「好奇心」を伸ばすような教育とはまた異なり、子どもたちが自分からその才能を積極的に活用し、「個性」を自分で研鑚し、そして子どもが皆持っている「潜在能力」を自分から引き出すことができるような、そんな人間形成を目指すような教育を行ってくれています。
そのためにジャック幼児教育研究所が大事にしているのが「できた」ということ。特定の目標を達成できたときに感じる「できた」という気持ちが子どもを成長させると、ジャック幼児教育研究所は重視しています。そのときに感じる達成感、そして満たされた気持ちが子どもを成長させてくれるといった考えのようですね。
「家庭ではできないこと」をカリキュラムにふんだんに取り組み、子どもの教育心を刺激
これは繰り返し述べさせていただきたいのですが、小学校受験の対策を行ってくれる学習教室や塾は、経営者によって非常に大きな差が生じます。たとえ同じ料金、あるいは他より授業料が高かったり低かったりしても、それは受けられる対策のクオリティに決定的な影響を及ぼさないのです!
ダメ、すなわちクオリティの低い学習塾の欠点というのはいろいろありますが、とくによくないポイントは「結局高いお金を払ってまでその教室を利用する必要性が感じられない」ということ。
保護者から見てもその教室でやっていることが家でもできそうなことばっかりで、受験対策のプロならではの特別なことを行ってくれないので、すごく不満を感じてしまうという意見を、私は多くのお母さまお父さまから伺いました!
このランキングで紹介した理英会などの小学校受験対策塾は、そうした「必要性があるように思えない」と感じさせないよう、それぞれ独自の受験対策を打ち出しています。そしてまた、このジャック幼児教育研究所もユニークな取り組みを行っています。
ジャック幼児教育研究所が目指しているのはズバリ「家庭ではできないこと」。保護者の方が簡単に行えるようなことでは、わざわざ塾で教える必要はありません!ユニークな器具やおもちゃを使った遊びだけではなく、たとえば体操や絵画の制作等、専門的な知識をもった講師だからこそ行えることを、積極的にカリキュラムに採用しているのです。
こうしたことを定期的に教室で行っていれば、他の一般的な子どもたちとは異なり、なおかつ優れた感性を学ばせることができるかもしれませんね!
保護者とともに情熱をもって取り組む「心の教育」を目指していく
このジャック幼児教育研究所は、今回このランキングを制作するにあたってリサーチした小学校受験対策教室の中でも、すこぶる情熱的なところでした。実際私はこの塾に足を運んでお話を伺ったのですが、その話しぶりは非常に熱心で、はじめて会った私でも「ああ、この人は教育というものをすごく真剣に考えているんだな」ということが実感できるぐらいだったのです!
そんな熱い情熱を持つジャック幼児教育研究所では、子どもたちのみならず保護者に対しても真剣な取り組みを求めています。こうしたサイトを作っている人間として、私もしばしば保護者から小学校受験に関する悩みを受けるのですが、中には「子どもがぜんぜんがんばってくれない!」「子どもが怠け者で困ってしまう」といったようなことを相談されたりもします。
私自身はそうした人たち本人ではないので詳しい事情は分かりかねますが、「子どもだけががんばればよい」といったようなことを感じさせる言動には、どうも賛成できかねます。
たとえばスポーツもそうであり、選手たちが大変なトレーニングをしているというのに、コーチが楽をして怠けているというのは、どうにも腑に落ちません。やっぱり、子どもががんばるのですから、親も頑張らなければならないんじゃないかなと思います!
だからこそ、このジャック幼児教育研究所では、保護者に対する情熱的な取り組みを求めているのでしょう。小学校受験を単なる「勝負」的なものと考えるのではなく、その後のお子さまの成長につながる「心の教育」のための大切な機会として、お母さまお父さまにもしっかりサポートしてほしい。そんな想いを感じることができました。
「厳しい」という意見もあり、保護者によっては考えが合わない場合も……
このように、非常に真剣な取り組みが私としては好意がもてるジャック幼児教育研究所ではありますが、ネット上の口コミを見てみると、必ずしも賛同する人ばかりではないようです。過去にこの教室を利用された方の中には「厳しすぎる」「先生たちの考えについていけなかった」という意見が少なからず見られました。
理事長をはじめとするこの教室のスタッフの熱心な取り組みが、やはり人によっては厳しいと感じることもあるようですね。確かに、厳しすぎる教育は子どものやる気を削ぎ、よろしくない結果を生み出してしまう可能性もあります。
保護者によっては、そうした姿勢での教育を望まないという方もおり、ジャック幼児教育研究所の考えとは合わないという可能性もあるかもしれません。

料金について
入会金
54,000円
授業料(月額/税込)
年小 | 32,400円~64,800円 |
年中 | 47,520円〜 |
年長 | 32,400円〜73,440円 |
※教室によって異なります。
ジャック幼児教育研究所の教室情報
・東京エリア …
御茶ノ水教室,渋谷教室,広尾教室,四谷教室,目白駅前教室,勝どき教室
桜新町教室,田園調布教室,成城教室,吉祥寺教室,国立教室
・神奈川エリア…
横浜元町教室,あざみ野教室