小学校受験対策に大手の塾を選ぶ利点とリスク！向いている子供の特徴は？

お子さんの未来を考えて小学校受験を検討中の保護者の方には、大手の塾への通塾を視野に入れている方も多いのではないでしょうか？しかし、塾を選ぶ際、気になるポイントが沢山あって中々選べない！という状況に陥ることもあるかと思います。そこで今回は、小学校受験対策で大手の塾を選ぶ利点とリスクについて解説します。

小学校受験対策に大手の塾を選ぶメリット

小学校の受験対策をするために大手の塾を選ぶメリットは3つあります。

■大きい塾という環境に早いうちから慣れられる

小学校受験以降の学業においても、塾に行く機会は訪れる可能性があります。そのため早いうちから大手の塾に入っていれば、周りがしっかりと勉強する環境に慣れることが可能です。学習しやすい環境に慣れると、今後の勉強に対する考え方やモチベーションに繋がります。

■希望する志望校に合わせたカリキュラムを提供してもらいやすい

大手の塾は、特定の小学校に合わせた受験用カリキュラムを備えている所があります。細かい所のカスタマイズを利かせられるのは、沢山の情報を持っている大手ならではです。しかし、地元に特化したタイプの個人の塾もあるため、志望する小学校によっては大手でないほうがメリットの方が大きいという場合もあります。したがって、お子さんの志望する学校に応じて塾を選択するのがおすすめです。

■沢山の子供達と一緒に授業を受けられる

大手の塾は、難易度ごとにクラス分けをしており、中小の塾に比べて塾に通う子供達の数は多いです。その為、子供同士で切磋琢磨し合って成長するチャンスがとても大きいと言えます。また、子供を送り迎えする保護者の人数もそれに伴って多く、進学先も多様なので情報交換を幅広く行える可能性があります。

小学校受験対策に大手の塾を選ぶデメリット

小学校の受験対策に大手の塾を選ぶデメリットは、大きく分けて3つあります。

■会費が高額

大手塾という環境の都合上避けられないですが、かなりの費用は見ておく必要があります。生活を圧迫するレベルの学費になっては元も子もないので、しっかりと通塾費を計算し、通う学習塾を決めるのが良いでしょう。

■１人１人の子供達に目を向けにくい

難易度ごとにクラスが分かれているとはいえ、中小規模の塾と比べるとやはり1つのクラスに在校するお子さんは多人数です。そのため１人１人に寄り添った、きめ細かい指導という面では、やはり難しい一面があります。

■講師の変更が起こりえる

大手塾においては、塾内のシフトや経営の関係で担当の講師が変わることが個人の塾より多いという一面があります。長く継続してもらうことは難しいので、希望によって個人の塾と選択を考えましょう。

大手の塾が向いている子どもの特徴は？

沢山の子供達と一緒に授業を受けたり、活動をしたりすることもあるので、大手の塾は人と話すことが楽しく思えるお子さんは特に向いています。

また、大手の塾であればその難易度ごとにクラス分けがされており、より上を目指そうとする向上心をお持ちのお子さんからしても良い環境と言えます。その反面、多人数での環境ということもあり圧迫感で委縮の感情を抱くお子さんだと相性が良くないということもあるので、慎重にお子さんの適性を見極める必要があります。

小学校受験での大手塾のメリット・デメリットについて解説してきましたが、いかがでしょうか？お子さんの将来を決めるにあたって重要な局面ということもあり、色々な点で通学する塾を選ぶときに悩むこともあるでしょう。子どもの意見を聞くことも時には大切になります。なぜなら、通塾する本人だからです。本記事を参考に、お子さんにとってベストな選択をしてあげましょう。