保育園に通っていると小学校受験が厳しくなる?
今では共働きの家庭が多く、子供を保育園に通わせている親御さんは多いのではないでしょうか。
小学校受験が好ましいと考えたときにまず気になってしまうのが、保育園に通わせていることがマイナスにならないかというところだと思います。
それでは実際に、保育園と幼稚園で小学校受験の審査基準が変わることはあるのでしょうか。
保育園に通わせていると受験に不利と感じる理由
まず、保育園に子供を通わせていると受験に不利なのではないかと考える理由にはどのようなものがあるのかを考える必要があるのかもしれません。
親が子供とコミュニケーションを取る時間がないのではないか、またそれによってしつけが行き届いていないのではないかというイメージを持たれていると感じるからなのではないでしょうか。
今では共働きの家庭は多いので、夫婦で仕事をしているからという理由だけで子育てができないと思う人は少ないと思われます。
他には、保育園だと受験に向けたカリキュラムがないから不利だと感じる人もいるのかもしれません。
その場合は、塾に通ってそこで紹介状を書いてもらうことも一つの案として考えられるでしょう。
小学校受験を受けるにあたって大切なこと
世間からのイメージで受験に不利と考えている場合は、幼稚園か保育園かを変えただけで解決できることではないのかもしれません。
子供に与える環境を親が考えるのは大切なことだと思いますが、例えば親ができないしつけなどを園に全てお任せしてしまうのは違うように感じるからです。
園は共同生活での協調性やルールを学ぶところであって、しつけは親から教えられる部分が大きいからです。
受験では子供が普通にしっかり話し、先生の言うことはしっかり守り、待つときはお口にチャック程度で十分で過剰に丁寧な言葉遣いも必要ないのです。
最低限のしつけができていれば十分だと考えると、共働きであっても問題はないのかもしれません。
子供が楽しみながら学べる環境が大事
保育園でも、体操だったり数の勉強や英語などを教えてくれるところもあります。
幼稚園か保育園というよりは、その園の環境が一番大切なのかもしれません。
園の中には自由な教育方針をうたって何の指導もないところや、子供に強さを身に付けるためという理由で子供同士の暴力を黙認しているところもあるようです。
子供が園で覚えてくる言葉が驚くものだったり、不安に感じる部分に疑問を呈しても問題が解決されない場合は、転園させることを考えてもいいのではないかと思います。
子供は、遊ぶことが一番の仕事でその中でたくさんのことを学んで吸収していくのです。
大切なことは、置かれる環境が子供にとって成長に繋がるかそうでないかです。
小学校受験を視野に入れたときに保育園だから不利ということはあまりないようです。
それよりも子供にどんな成長をして欲しいのか、子供の気持ちに寄り添いながら進んで行くのが大切だと感じます。
受験を考えている家族は、それに向けてみんなで頑張っていると思います。
だからこそ、幼稚園か保育園かというよりも子供にとってプラスになる環境なのかを一番に考えることが望ましいです。
子供にどのような環境を与えれば、目の前にあることを楽しめるのか考えるのは親にとっても楽しいことです。
親が楽しんでいる姿を見せたら子供も楽しんでくれるかもしれませんね。頑張りすぎずに、一緒に楽しんでいって欲しいです。