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小学校受験の合格基準は男女で変わる?

公開日:2019/05/15  

東京や神奈川には私立や国立の小学校がたくさんあり、子供を受験させようという家庭も多くなっています。

その際に合格基準がどうなっているのかはきになるポイントでしょう。

様々な観点で合否が決定されていますが、その中に性別の違いは含まれているのでしょうか。

 

基準は公表されていなくても男女差はない

小学校受験の合格基準は明確に公表している学校もあれば、大まかな基準を公開している学校もあり、さらに完全に未公表にしているところもあります。

男女の違いによって基準が異なっているかどうかをはっきりと明文化していることはほとんどありません。

男子校や女子校の場合にはそれぞれ男子・女子しか受験できないのは当然ですが、共学の場合には基本的には男女差はないと考えて差し支えないでしょう。

教育に関して平等な権利を受けられることは法律によって定められているため、男子にも女子にも同一基準の試験を課して評価しなければならないのが原則だからです。

教育方針もカリキュラムも違うというケースでは男女を差別化することも可能ですが、男子校や女子校にするケースを除くと一般的ではありません。

同じ法人の男子校、女子校が別々に設けられているケースがあることから推測できるように、別のカリキュラムで教育をするなら学校そのものを分けてしまった方が運営しやすいからです。

そのため、男子だから不利、女子だから不利な扱いを受けるといったことはないと考えて問題ありません。

 

合格最低点や合格倍率には違いが生じることがある

小学校受験に関するデータを参照してみると、やはり男女差別があるのではないかと思ってしまうかもしれません。

受験者数や合格最低点、合格倍率などは男女別に公表されているのが通例で、その内容をよく見てみると合格基準が異なっているのではないかという考え方も生まれる可能性があります。

例えば合格最低点が男子と女子で違っていると、合格基準が異なると解釈することもできるでしょう。

あるいは合格倍率が違っていると男女で差別化が行われているのではないかという懸念が生まれる可能性があります。

特に合格最低点に違いがある場合には男女で合否のボーダーラインが違うので、明らかな差別があると考えるのももっともなことです。

しかし、これはある意味では正しく、ある意味では正しくありません。

大抵の共学の小学校では男女比をおよそ半々になるように採用する方針を立てています。

そのため、男子と女子は別々に合格最低ラインを引かなければならなくなっているのです。

採点基準には違いがないという点で合格基準は同じと考えることもできますが、同じ点を取ったときに合格するかどうかで違いが生じるのでやはり基準は異なるとも解釈できるでしょう。

 

絶対評価の最低基準には違いはない

合格最低点で男女差が生じるのは男子、女子でそれぞれ相対評価を行うからです。

絶対評価が行われている部分については男女で差を付けていることはないので安心しましょう。

各科目で何点以上は取らないと合格にはしないといったボーダーラインが定められていることは小学校受験ではよくあります。

このボーダーラインは男女で違うことはないのです。

 

小学校受験の合格基準の中に男女の違いは含まれているのかというのは合格最低点の違いが明確になっていると大きな疑問点になるでしょう。

基本的には男女には平等の教育機会が与えられるようになっているので、採点方法などは全く同じになっています。

例外的なのが男子校や女子校の場合だと考えておけば良いでしょう。

最低点が異なっているのは男女をほぼ同数入学させる方針を持っている学校が多く、男子、女子でそれぞれ相対評価をしているからです。

絶対評価で決まるボーダーラインは男女で同じ合格基準になっているので差別を受けてしまうことはありません。

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